獣拳戦隊ゲキレンジャーvsボウケンジャー獣拳戦隊ゲキレンジャーvsボウケンジャーを見ました。「この辺りのはず…」 ハザードレベル測定不可能な遺跡の上に立ったさくらは光に包まれてしまう。 『どうした、ピンク!?さくら!!さくらぁぁ!!』 スクラッチに忍び込み、赤い宝玉を盗んだ風のシズカ。 「噂通り赤い玉はあったけど、これってどういうプレシャスなのかな…?」 「待て!!やい、泥棒!!その赤タマタマ返せ!!」 「やだ~よ。この玉の、よく分からないけどすっごい力で大儲けしてやるんだもんね!!」 ゲキレンジャー達が立ち向かうと、そこに真墨、蒼太、菜月がやって来た。 「風のシズカ、そいつは渡してもらうぞ」 「ってことはかなり凄いプレシャスなんだ」 「いい加減足洗いなよ、シズカちゃん。僕のお嫁さん候補の順位下げちゃうよ」 「うっさい!!いつまで、んなこと言ってんの!?」 「何なんですか、あなた達!?勝手に話を進めないで!!」 「そうだ、その宝玉はスクラッチの所蔵品だ。返せ!!」 「でも、あなた達、それがどんな宝玉なのか知らないでしょ?って菜月もよく知らないんだけど…」 「知ってる、赤タマタマだ!!何か大事なんだ!!」 「タマタマなんてそんな可愛い物じゃないんだ。ミッションの邪魔だ、引っ込んでてくれ」 「何だと!?そっちこそ、どっか行け!!」 「何!?」 『世界の平和を守り、人々のために戦ってきたスーパー戦隊。スーパー戦隊に輝ける二つのチームあり。一つ、燃え立つ激気は正義の証・獣拳戦隊ゲキレンジャー。一つ、果て無き冒険スピリッツ・轟轟戦隊ボウケンジャー。出会うはずのなかった戦士達が今、思わぬ形で見え、変わる』 赤い宝玉の激しい争奪戦の後、宇宙へと旅立ったはずの暁とさくらが現れ、突然宝玉を奪い去ってしまう。 「どういうことだ!?」 「嘘でしょ!?」 「大体、何でアイツが地球に…!?」 「そうだよ、戻ってくるなんて一言も…」 「あなた達、今の泥棒の正体知ってるの?」 「泥棒じゃない、菜月達の大切な人だよ…」 マスター・シャーフーと牧野先生によるとその赤い宝玉は宇宙拳法の使い手・パチャカマックがマスター・ブルーサと戦って負けた時に納められた物の一つで、二つの宝玉を南米の神殿に納めれば究極の力が手に入るという。 臨獣殿に現れたダイボイジャーは臨獣殿に攻撃を開始する。 「誰か、誰かアイツを止められる者はいないの!?」 そこにやって来たバーカーは巨大化し、ダイボイジャーと戦うのだが、擽り攻撃しかしないため効かない。 「効くかぁぁぁ!!」 その間に臨獣殿に侵入したさくらは青い宝玉を手に入れるのだった。 「貴様か?派手に突っ込んできたのは。何のつもりだ?」 さくらと対峙する理央は得体の知れない気を感じる。 「お待ち下さい、理央様。こんな小娘、理央様の手を煩わすこともありませんわ!!」 ダイボイジャーに誰も乗っていないことに気づいて臨獣殿内に戻ってきたメレがさくらと戦うのだが、暁が現れ、目晦ましをする。 そして、理央に襲い掛かる暁だが互角だった。 「さすがは臨獣殿の当主、理央だ。人々の恐怖と絶望を力に変え、世界制覇を企むだけのことはある」 「何が言いたい?」 「この玉の秘密を知りたくないか?」 残りの宝玉も手に入れた暁とさくらは理央、メレとともに神殿に向かっていた。 究極の力の解放を阻止せんと、ゲキレンジャーとボウケンジャーも南米に向かい、暁が神殿に宝玉をはめ込まんとするのをジャン達が止めに現れるが、理央とメレの妨害もあって力は解放されてしまう。 その瞬間、さくらの身体の中から現れたのはパチャカマックの血を引くパチャカマック12世で、二つの宝玉で開いた部屋に入っていく。 パチャカマック12世はさくらの身体を乗っ取って人質にし、宝玉を奪取することを暁に強要していたのだった。 「皆、すまなかったな」 「私達は惑星イスラでかつて遭遇したことのないハザードレベルのプレシャスを発見しました。でもそれは封印されていた宇宙拳法使いパチャカマック12世だったんです」 「目覚めた奴はさくらの体を乗っ取り、人質にした。いつさくらの命が狙われるか分からない。俺は奴の言う通りにして、奴がさくらの体から抜け出るのを待っていたんだ」 「宝玉のハザードレベルが急に上昇したのもパチャカマックの血を引く者が地球に来たからですね、呼び合ったというか」 「本当にすまん、お前達に迷惑をかけた」 「いえ、そもそも私の注意が足らなかったんです、すみません。ゲキレンジャーの皆さんも申し訳ありませんでした」 「いえ、そういう事情でしたら」 「いや、許せねえな。明石!!俺達はな、お前に迷惑をかけられたなんてこれっぽっちも思ってねえんだよ。俺達はボウケンジャーだろ?誤解すんじゃねえよ」 「真墨…」 パチャカマック12世は理央とメレまで配下に収め、地球を手に入れんと攻撃を開始した。 「参ったぜ、アイツらを操りやがったのか」 ニュージーランドをも破壊するパチャカマック12世の前にアルティメットダイボウケンで移動した11人が現れる。 「宇宙拳法究極の力、悪いことに使うの許さねえ!!」 「そうよ、強さは正しいことに使うべきものよ!!」 「だったら盾突くな。この私が楽しめることだけが宇宙で唯一正しいことなのだ!!」 「そんな自分勝手な考え、絶対に打ち砕く!!」 「明石、久しぶりにやるか?」 「あぁ、久しぶりの冒険だ。さくら、行けるな?」 「勿論です。あいつだけは絶対許しません!!」 「流石、さくらさん」 「そうこなくっちゃ」 「グッジョブだぜ」 「俺達も負けてられないぞ!!」 「おう、燃えてきたぜ!!」 「よーし、皆行くぞ!!」 「「「滾れ、獣の力!!」」」 「響け、獣の叫び!!」 「研ぎ澄ませ、獣の刃!!」 「「「「「「ボウケンジャー・スタートアップ!!」」」」」」 「「「「「ビースト・オン!!」」」」」 「熱き冒険者、ボウケンレッド!!」 「迅き冒険者、ボウケンブラック!!」 「高き冒険者、ボウケンブルー!!」 「強き冒険者、ボウケンイエロー!!」 「深き冒険者、ボウケンピンク!!」 「眩き冒険者、ボウケンシルバー!!」 「果て無き冒険スピリッツ!!」 「「「「「「轟轟戦隊ボウケンジャー!!」」」」」」 「身体に漲る、無限の力!アンブレイカブルボディ、ゲキレッド!!」 「日々是精進、心を磨く!オネストハート、ゲキイエロー!!」 「技が彩る大輪の花!ファンタスティックテクニック、ゲキブルー!!」 「刺激、俺流、わが意を尽くす!アイアンウィル、ゲキバイオレット!!」 「才を磨いて、己の未来を切り開く!アメイジング・アビリティ、ゲキチョッパー!!」 「「「「「燃え立つ激気は正義の証!!獣拳戦隊ゲキレンジャー!!」」」」」 「バッチリ揃った」 「11人!!」 「「「「「「「「「「我らスーパー戦隊!!」」」」」」」」」」」 理央と戦うレツ、ゴウ、真墨。 メレと戦うラン、菜月、さくら。 バーカーと戦うケン、蒼太、映士。 パチャカマック12世と戦うジャンと暁。 だが、どの敵も強く、押されてしまうゲキレンジャーとボウケンジャー。 「諦めるか…!!俺、今大逆転でお前倒すとこ考えて、滅茶苦茶ワキワキのニキニキなんだぁぁ!!」 「それだ、それが冒険スピリッツだ。ピンチの時こそわくわくする、その気持ちがあれば勝てる、必ず」 「これが冒険…」 「そうだ、俺の武器にお前達の力を与えてくれ!!」 真墨のラジアルハンマーに過激気と紫激気が加わり、理央を吹き飛ばし、トドメにレツとゴウの兄弟技が決まる。 「そうよ、ここは根性よ!!」 「私の戦いの歴史上、それは未経験ですがやってみましょう」 「よーし、根性!!」 サバイブレードを手にしたさくらと菜月、ゲキトンファー・ロングバトンを手にしたランがメレに向かっていく。 そして、スーパーゲキイエローになったランが菜月とさくらの背中を押して突進してメレを吹っ飛ばし、トドメをランが決める。 サイブレードカッターを手にしたケン、サバイブレードとブロウナックルを手にした蒼太、サガスピアを手にした映士がバーカーに向かっていき、三点同時攻撃を行ない、倒れた隙にケンがトドメを決める。 スーパーゲキレッドになったジャンのスーパーゲキクローと、アクセルテクターを装備した暁のボウケンジャベリンが、パチャカマック12世の放つエネルギー波を分断し、パチャカマック12世を合体技で倒す。 そして、パチャカマックの元に集まってきたバーカーをゲキバズーカー、厳厳拳、超捻捻弾、デュアルクラッシャー、サガストライク、シューターハリケーン、サバイバスタースナイパーモードと皆の技を繰り出し、倒すのだった。 しかし、それでも尚、パチャカマック12世は生き残り、巨大化して月へと飛び去ってしまう。 「おのれ…よくも俺達を操ってくれたな」 月へ追いかけるアルティメットダイボウケン、ダイボイジャーに乗ったゲキトージャウルフ、ゲキバットファイヤー。 だが、パチャカマック12世にアルティメットダイボウケン、ゲキバットファイヤー、ゲキトージャウルフの技が効かず、逆に攻撃されてピンチに陥ってしまう。 「巨大化しても宇宙拳法究極の力は同じだ」 「アイツ、もっと強くなってる…!!」 三体のロボにパチャカマック12世がトドメを刺そうとしたその時、リンライオンとリンカメレオンが助けに現れる。 「コイツにはきっちりと礼をしないと気が済まん」 「ならば、来い」 「行くぞ、メレ」 「はい、理央様」 リンライオンとリンカメレオンはゲキトージャウルフと呉越同舟合体し、ゲキリントージャウルフとなってパチャカマック12世に攻撃する。 そして、アルティメットダイボウケン、ゲキリントージャウルフ、ゲキファイヤーが攻撃を合わせ、パチャカマック12世を倒すのだった。 「ボウケンジャーの皆、俺、冒険が何なのか分かった。冒険も激獣拳と同じくらいワキワキだ!!」 「私達も冒険スピリッツと根性で頑張ります!!」 「ボウケンジャーのスマートなテクニック、見習わせてもらいます」 「いや、俺達こそゲキレンジャーの正義の心、見習わせてもらうよ。激獣拳という未知の世界への冒険、やってみないか?皆」 「それはいいけど暁さん、ここではもうチーフじゃないんだから」 「あぁ、そうか。つい、癖だ」 「暁さん、か…」 「ほぉ…」 「暁さん、ね…」 「暁さんなんだ?」 「そんなんじゃありません!!」 「さくらさん、やりましたね」 「悟さん、助けて!!もう!!」 菜月をデートに誘おうとするケンだが、ズバーンに邪魔されるのだった。 勝負の続きで生野菜の早食いを行うケン、ゴウ、映士。 恐竜やのカレーを食べる美希、シャーフー、牧野先生。 ランに激獣拳を習う菜月とさくら。 「もう嫌だぁ、疲れた~」 「ほら、菜月ちゃん頑張って」 「そうですよ、菜月。根性です」 真墨と蒼太もレツから激獣拳を教わる。 暁もジャンと、ターザンごっこしていた。 ジャンル別一覧
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