MAGI☆の日記

2007/07/25(水)17:04

ZOMBIE-LOAN PAYMENT.4「蝶の羽音」

ZOMBIE-LOANの第4話を見ました。 PAYMENT.4 蝶の羽音 「汝、急ぐなかれ」 「お、お前、芝玲一朗!?」 知佳はコンビニで旧友の芝に偶然再会する。 「知佳君の中学のお友達?」 「あぁ、ダチっつうかライバルつうかな」 「そ、コイツがやたら絡んできて」 「はぁ!?オメーだろ、いつも突っかかってきたのはよ」 「しかし、赤月全然見ないからさ、マジ死んだて噂流れていたぜ」 「あぁ、よぉ、お前、実際死んでたし」 「葬式呼ばれてねえぞ」 「お前の呼んでくれたら呼んでやるよ」 コンビニで捨て弁を貰って喜ぶみちるは知佳と一緒に帰宅していると、途中までお持ちしますと芝が弁当の入ったビニール袋を持ってくれます。 妹が元気にしているのかと聞かれ、多分と答える知佳。 「ま、折角再会できたんだしさ、またつるんでバカやろうぜ」 「あぁ」 そんな3人はゾンビのネズミの大群に囲まれてしまう。 知佳は思徒と手首を交換しないと刀を取り出すことができない。 芝はネズミの嫌がる音を知佳の鞄を振動スピーカーにして、音を出して道を作り出し、歩いていく。 何故ネズミに囲まれたのか、刀とか気になる単語を言っていたので教えて欲しいと言う芝だが、知佳達は教えられないため、弁当を奪って走り去っていきます。 「ネズミのゾンビ…?」 「怖かったですよ」 「それはいつかのゾンビ体の犬のような輩か?」 「はい、あんな感じの」 「前回の犬のアンデッドが現れ、それからあの先生が現れた…」 「だから何だよ?」 「確証はないが、あのゾンビ犬は先生が作ったのかもしれないな。無法ゾンビは増殖できるのかもしれない」 「どういうことだ?」 「そのネズミも黒いリングを持つ誰かの手によってゾンビ化されたということだ。新たな無法ゾンビが近くにいる」 「そりゃ、俺の金。いや、獲物が近くにいるって話だな!?よっしゃ、行くぞ、ゾンビ狩り」 「まず事務所だな」 「へぇ」 隠れて会話を聞いていた芝。 巷では女子大生殺害事件が報道され、ネットの世界では犯人を「蝶」と呼んで崇拝する者達が現れていた。 事件とゾンビとの関連を検証するため動きだすZローン。 ヨミの音声データの解析が済んだ由詩。 「由詩君、ご苦労。しかし、まぁ…案外早く獲物が見つかりそうですね」 「でもよ、まだ獲物の目星も…」 「頼まれていたもん、揃えてきたぜ」 「今回、彼がいいネタを掴んでくれたそうで…。あぁ、みちる君は初めてですね。沢渡乙君、本職の方を活かして警視庁関連の動きをマークしてもらってます。彼も勿論負債者ですよ」 「へぇ、どっちかって言うと彼の方が警察にマークされる方に見えるよね」 「また、そんな…!?」 「何者だ!?」 「待て待て、俺のダチだって」 「知るか、そこを退け」 「怪しい奴じゃねえって!!芝、何やってんだ!?こんな所で」 「いやぁ、面白そうだからつい…」 「つい、じゃねえ!!」 「困りますね、ひょいひょいと部外者を連れ込んでは」 「退け、赤月!!庇い立てするならお前ごと撃つ」 「はぁ!?分っかんねえ奴だな、殺れるもんなら殺ってみろ、テメー!!」 「いやぁ、いいね、こういうの。久しぶりのゾクゾクした。最近、世の中つまんないことに気づいちゃって毎日死んでいるような気分だったんだけどさ。やっぱいいね、知佳にくっついてっと面白い目に遭えるわ」 「芝…。なぁ、渡守、コイツは俺のダチでマジに信用できる奴だからよ。この場にいさせてくんねえかな?何かあったら俺が責任持つ。いいだろ?」 「それなら構いませんが」 「おい、思徒、いいな?」 「へぇ、思徒君って言うんだ。ま、そうツンツンしないで俺も探偵ごっこの仲間にしてよ。ねぇ?」 「触るな!!」 「おい、そろそろ始めるぞ。報道されている女子高生殺人事件の現場写真とデータだ。あまりに残虐、異様な手口から怨恨やカルト教団説まで流れているが、俺は黒いリング絡みだと思う」 「根拠は?」 「仕事上の勘としか言えねえな。嫌な匂いがした」 「何だ?この数式」 「現場の床に残されていたものだ」 「由詩君」 「ヨミの音声データ再生するよ」 『72…YH…潰れた…蝶…』 「ヨミの予言と何か関係あんのかな?」 「これが黒いリングの持ち主と関係のある事件なら繋がるはずだ」 「でも、この数式の中にも72なんてないし…」 「YとかHってイニシャルだったりしませんかね」 「確かに被害者のイニシャルはYだな」 「じゃ、次の標的はHの付く人とか?」 「違う…イニシャルじゃない。何か引っかかる…」 「テトラグラマトンじゃない?」 芝は写真を見るとやっぱりと言い、次々と資料の分析を始めていく。 「しかし、2文字合っているだけでヨミの予言に当てはまらない。それにこの事件との関連性は…!?」 思徒は知佳に数式を解くように言い、数式を解くと72となった。 「72っていうのは神を表す数式でね、偉大なるテトラグラマトンをピタゴラスの三角形に配置すると神の名の72が現れる。これ、ユダヤの神秘哲学、カバラの原典…」 「そう、そしてそのカバラにはゲマトリアと呼ばれる数値等価法がある。文字を数字に置換する暗号のようなものだが、この数式をゲマトリアで読むと、最初の10、これはヘブライ文字のヨット、Yを表す。5はH、6はW。つまり…」 「Y+H+W+H=72」 「繋がった!!」 「スッゲェ!!芝君、天才!!」 「だったら態度で示してよ」 「じゃ、やっぱりヨミはこの事件のことを…」 「あ、これ、潰れた蝶。小さくてよく見えないけど、これ蝶じゃないですか!?」 「警察はもう動き始めている。急いで事を始めないと獲物をさらわれるぞ」 「よっしゃぁ!!行くぞ、パシリ!!」 「は、はい」 「由詩君、この写真の画像解析」 「は~い。どっかで見たような…」 「探偵ごっこは終わったぞ、さっさと行け。次に現れたら殺す」 「何やってんだ、テメー!!ダチだっつってんだろうが!!」 「黙れ。こんな得体の知れない輩とこれ以上行動を共にできるか」 「その輩に助けられたのは誰だよ!?」 「この男は信用ならない」 知佳と思徒が喧嘩を始めてしまうが、乙が止める。 そして、鼈甲が景気づけに漢寿司に連れて行ってくれますが、そこでも2人は睨み合っています。 知佳が食べようとするしゃこばかり先に取って食べていく思徒。 鼈甲は今回ばかりということならアルバイトとして雇うと芝に言うと、死ぬほどの退屈より笑って死にたいと芝は答えるのだった。 思徒の右手と知佳の右手はゾンビとして蘇生される時に入れ替わってしまったそうで、狩りで使う武器を出すには自分自身の右手でないとできない。 しかし、自分の右手を戻すことができるのは一時間くらいなのでそれ以上いってしまうと手首から腐っていくそうです。 それだけでなく、右手と本来の持ち主が離れすぎても腐ってしまうため、仲が良くなくても狩りの時は一緒に行動しなければならないそうです。 次回、「贄」  

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