MAGI☆の日記

2007/12/05(水)18:44

魔人探偵脳噛ネウロ 第10話「一」

魔人探偵脳噛ネウロ&げんしけん2(37)

魔人探偵脳噛ネウロの第10話を見ました。 第10話 一 糸田の取調べをしていた石垣と笹塚。 「どうなんすかね?先輩」 「言ってることに脈略がねえ。でも計画的に二人を殺せるタマじゃねえな」 「じゃあ二つの事件はやっぱり自殺ですかね?」 「さぁな」 イヤガラセ事件を起こした糸田が変死事件とは無関係と判明した。 弥子はアリバイを崩せないながらも、アヤへの疑念をふくらませた。 ネウロは弥子を連れて、アヤのライブを生中継で放送するテレビ局の特設スタジオへ向かう。 ネウロと弥子が客席の最前列に陣取ったステージ上で、アヤのライブが始まった。 観客は感動の渦に包まれ、弥子も目に涙を浮かべる。 ネウロは歌い終えたそのアヤが拍手に包まれるのを見て、行動を開始した。 弥子をステージ上に投げ上げたネウロは、そこで犯人を指すよう命令する。 弥子はハッキリと犯人がアヤだと言い放つ。 ハプニング発生に、番組は急遽CMに切り替えられ、スタッフがが弥子目掛けて突進するが、これをアヤが制止する。 「本気なの?探偵さん。それって私があの二人を自殺に見せかけて殺したってこと?」 「それは…」 「それにつきましては僕が先生の代わりに推理の説明をさせていただきます」 すかさずステージに駆け上がったネウロは観客が見守る中、二つの事件の謎解きを始めた。 ネウロが注目したのは、二つの事件現場の天井のパイプに付いていたフックと、現場の流し台近くに置かれていた大きなポリタンクとホース。 ネウロの推理では、アヤは被害者・台島とひばりの首を絞めて気を失わせた後、中間にフックを取り付けたロープでその首を縛り、天井を走るパイプに掛けた。 そして、反対にたらしたロープにポリタンクをくくりつけ、その中にホースを差し込んで蛇口をひねったアヤは、そのまま現場から離れてアリバイを作った。 タンクに水が溜まるに従って徐々に首吊り状態になって死亡する二人の被害者。 しばらくして、第一発見者として現場に入ったアヤは、犯行の後始末をし、事件発生を警察に通報した、というわけだ。 「大したものね、私から付け加えることはないわ。ねぇ、探偵さん、どこで私が犯人だと確信したの?」 「あなたのファンや関係者が作るHPを見て回りました。そしたらあなたが出したアルバムやライブステージのその都度の評価が見えてきました。三年前のワールドツアーの評判はあまりよくありませんでした。なのに、ツアーの最終日だけは見た人達全員が絶賛しています。そして、一年前のアルバム、ある時を境に録音した曲を没にして作り直している。そのアルバムが今までのアルバムの中でずば抜けた売り上げを記録しています。ツアーの最終日はプロデューサーが死んだ日、アルバムを作り直したのはマネージャーが死んでから。共通している絶賛へのきっかけは大切な人が死んだことであなたが再び『ひとりきり』になった時だってこと。あなたは大切な人を殺すことであなたと同じ『ひとりきり』の人の脳を揺さぶる歌を再び歌えるようになったんですね。でも、やっぱ理解できない。大切な人を失う悲しみなら私だって知っています。なのに、よりによって…大切な人を自分自身で殺さなきゃならないなんて…」 「凄いわ、探偵さん。トリックも殺害の動機も全てあなたの推理通り。そう、二人ともかけがえのない人だから、だから殺したの。私は自分の心の中に何者の侵入も許さなかった。『ひとりきり』の閉じた心、澄み切った暗闇の中でのみ私の歌は最大限の力を発揮できる」 自分を理解している人ができた事で「ひとりきり」でなくなる事に自身の存在感を保てなくなり、親しくなった音楽プロデューサーの台島と、マネージャーの大泉を殺害したアヤだったが、その事に罪悪感は感じており、贖罪の賭けとして桂木弥子探偵事務所に捜査を依頼したのだった。 次回、「光」 魔人探偵脳噛ネウロ DVDvol.1

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