宮城の釣り猿

　今シーズン初のヒラメ釣行。
　船宿の前で開店を待っていると、福島のＳＺさんがいつもの笑顔でやってきた！
　固い握手を交わし、先日の桃のお礼を言いいつつ、近況報告やら情報交換やら。楽しい待ち時間となった。

　さて、受付けを済ますとＳＧ船長の船に割振られた。ＳＺさんとは別船になる。
　出船の際、お互いの健闘を誓うと、またもや新鮮な桃を２個手渡される。
　「昨日もいだやつだから、まだ固いけれど、その分皮も食べられるから。」と。
　「先日も頂戴したばかりだから。」と固辞するも、先方も引かない。ありがたく頂戴。感謝。

　4時45分、人数が揃ったので定刻より早く出船。
　5時40分、実釣開始。直後から、船中ではバタバタと５～６枚立て続けにヒラメが揚がる。不肖オニバン某にはアタリが出ない。が、焦りは禁物！ジッと我慢の子である。
　6時15分、コツコツ・・・グ～ンとファーストヒット！アワセもバッチリ！
　１年振りのヒラメの引きを堪能する。相変わらずのグッドファイトだ！
　揚がってきたのは48センチのナイスサイズ！
　6時50分、２枚目をゲット！40センチちょっとのヤツ。アベレージサイズ。

　ところが、これを境に船中でアタリが止まる。
　移動を繰り返すＳＧ船長。苦労が窺える。

↓天気は、またもやサイコー！



　8時20分、追加の３枚目。47センチのパンダちゃん。
　8時50分、カタクチに混ざっていたマイワシ（中羽サイズ）を使って40センチちょっとをゲット。「なんか変な引き方だなぁ」と思っていたら、スレで揚がってきた。
　まぁ、アタリは出ていたので、食いにきて針が引っ掛かってしまったのだろう。船中では失笑も聞こえた（失礼極まりない！）が、１枚は１枚。(￣‥￣)=3

　この日混ざったマイワシは４匹。うち、アタリが出たのは、揚げた最初のモノを含めて３回。
　やはりマイワシ、恐るべしだ！

↓ＫＯされたマイワシ（グェ～（マイワシ談））



　その後の釣果は、ヒラメ１枚とネウ２匹を追加。
　船中も型物が出ず、やや盛り上がりに欠けた一日ではあった。
　全体では20名乗船で36枚、そのうち５枚だから上々の釣果。一応、船ではカシラだし。
良かったのは、マイワシを使ったとき以外は、ヒラメと思しきアタリすべてを揚げられたこと。
　アワセのタイミングも良かったと思う。スレ以外の４枚すべてが口に針掛かりしており、飲み込まれたものはナシ！

　そう言えば。
　短めとはいえ、投げ竿にナイロン糸のスピニングリールで参戦していたお客さんがいた。
　逆舷だったので、どうであったか分からないが、他のお客さんに迷惑がかかりそう。
　乗合船である以上、最低限の装備は準備すべきだと思うのだが。船宿で貸し出しもしていることだし。

　それから。
　同舷で、３mを超えるような「長～い竿」を駆使して、ダラダラと糸を流すお客さんもいた。ヒラメの釣り方を誤解しているのだろう。
　何度も色々なお客さんとお祭りしていたため、不肖オニバンの隣に陣取った３人組の愉快なおじさん達（一人モノの不肖オニバン某に何度もタモ入れしてくれた方々。感謝。）も相当怒っていた。
　なんとかならんかなー、こういうの。(-o-;)

　帰港後、ＳＺさんと釣果情報を交換。
　ＳＺさんと相棒の方は、それぞれ１枚ずつと振るわずだったと。船中総数でもＳＧ船長の７割程度だった模様。
　ＳＺさんに２枚お裾分けして、お別れ。「また！」と。（＾◇＾）

　やっぱり夏の海とヒラメってサイコー！