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2024.03.12
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カテゴリ:Music

STAX - SR-X9000(イヤースピーカー)【次回納期未定・ご予約受付中】

Xの系譜、Ωの遺伝子
静電型イヤースピーカーの理想形。空気の抵抗や反射の影響を低減し、高い音の透過性を確保する固定電極。そのビジョンはすでに1970年に発売されたSR-Xの金属メッシュ電極の中に見出されていました。その後、スタックスは90年代にSR-Ωで再び金属メッシュ電極への夢に挑みました。しかしSR-Ωに搭載される大型金属メッシュ電極はその製造の難しさから、量産は困難を極めました。SR-Ωがクオリティの高い音質を有しながら少量の生産に留まった理由がここにあります。 その後、スタックスは現在でも続くラムダシリーズの製造を続けたほか、円形ユニットを採用したSR-007シリーズを開発。2011年には現在のフラグシップモデルの礎となるSR-009をリリース。現在に至るまで歩みを止めることなく、製品作りを行ってきました。その間に得た開発の視点と製造技術は今後のスタックスの製品の発展に欠かせないものとなりました。 今、SR-XやSR-Ωでは実現が難しかったアイディアが、新たな製造技術と開発の着想を得て、現実のものになろうとしています。現代に甦る大型金属メッシュ電極、その能力を解放するに相応しい製品。それがSR-009Sを超える新たなフラグシップSR-X9000です。

“MLER-3”への進化
SR-Ωの登場から時を経ること20数年。その間に、金属メッシュ製造の精度が向上したのに加え、SR-009の開発過程で育まれた多層固定電極の製造ノウハウがSR-X9000を誕生させる大きな推進力となりました。SR-009Sに搭載された“MLER-2”は、新たにメッシュ電極と従来のエッチング電極を熱拡散結合で圧着した4層構造の“MLER-3”へと進化。2世代のフラグシップ機を経て成熟させた多層固定電極の製造技術は、大型金属メッシュ電極の安定した量産化へ大きな貢献を果たしました。“MLER-3”は、これまでの多層固定電極よりさらに音の透過特性をスムーズに進化させながら、共振に強いリジッドな特性を両立させています。

金属メッシュへの想い
かつてSR-Xに搭載された円型の金属メッシュは空気の抵抗や反射の影響を低減し、音の透過性を高める電極として理想的な設計の一つでした。しかし、金属メッシュ電極は音質のために大きさと薄さを追求すると、強度が不足し共振により再生音を濁らせる原因となるため、製品への搭載には大きなハードルがありました。1990年代、再び金属メッシュを搭載した製品として開発されたSR-Ωは金属メッシュの大型化を指向したため、同時にメッシュ面に接着剤を用いた繊細な手作業の補強を施すという高精度の作業を要求されました。このため、SR-Ωの金属メッシュ電極製造は至難の業を極め、安定した量産が叶いませんでした。優れた音質を実現しながら、SR-Ωが少量のみしか世に送り出されなかった理由がここにあります。

前フラグシップから20%の大型化を果たしたダイヤフラム
極薄のスーパーエンプラフィルムによるダイヤフラムを採用。限りなくゼロに近い軽質量化により、優れた過渡特性を実現したほか、低域から高域に渡って音の追従性を向上。ダイヤフラム面積はSR-009Sに比して20%の大口径化に成功し、ヘッドフォンリスニングの限界を打ち破る広大な音場を獲得しています。

不要な共振を排除するアルミ削り出し筐体
発音ユニットを収める本体部は強靭なアルミ削り出し筐体を採用。発音ユニットの強固な固定と筐体自身の不要な共振を徹底的に排除する新設計を採用。発音ユニットからの音波の流れをよりスムーズにし、筐体内の音響特性の向上を図りました。

チルト・ガードメッシュ構造
発音体に対して平行に設えたガードメッシュは音の聞こえに影響を及ぼすダイレクトな反射を多く発生させます。SR-X9000ではこの問題を解消するために、発音体とガードメッシュとの隙間の高さを変えるため前後で高さの違う支柱構造を採用。これによりガードメッシュは発音体に対して平行になることはなく、音の反射角をコントロール。不要な反射音の影響を受けないさらなるクリアな音質を獲得しています。

アジャストクリック付き・ステンレス製アークASSY
アークASSYにはステンレスを採用。ひねりやねじりへの耐性を上げ、より安定感のあるリスニング・フィットを目指しました。また、アーク頭頂部分に設えた「I」型アルミスタビライザーは、アーク自体の共振を抑え発音ユニットへの不要振動の戻りを低減。直に頭部に触れるヘッドパッド部分には本革を使用。位置は9段階のクリック機構を持つアジャスターにて調整が可能。

通気性と装着感に優れた本革製イヤーパッド
通気性と柔軟性に優れた本革(羊皮)をイヤーパッドに採用。イヤースピーカーと頭部の適切な密着感を長時間キープすることができ、質の高い低域表現や鮮度感の高い音質を余すことなく実感できます。疲労感の軽減や長時間の快適なリスニングにも貢献しています。

高純度6N-OFC +銀メッキ軟銅線のハイブリッド構造によるオリジナル幅広低容量ケーブル
中心線には低域再生に優れた6N OFC高純度軟銅線(φ0.14×3)を使用、その外周に高域特性の高い銀メッキ軟銅線(φ0.08×9)を配置。線間容量を低減するスタックスオリジナルの幅広6芯平行ケーブル構造を採用。

リケーブル対応
交換可能なケーブル機構を採用。高品位ケーブルへの将来的な対応や、不意の断線に対する容易なメンテナンスを可能としています。リスニングスタイルに合わせて交換可能な2.5mと1.5m仕様の2本のケーブルを附属。また、ケーブルの装着部は人間工学に基づき垂直に真下に向けず、前方に角度を設けることでケーブル自体の重みによるリスニング時の装着負担を軽減する効果があります。

桐製の収納ケース
収納ケースには「桐材」を採用。熱伝導が低く優れた調湿効果があり、イヤースピーカーにとって最適な保管コンディションを提供します。






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最終更新日  2024.03.12 17:44:27
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