カテゴリ:海藻類
今日の藻類は 「 こんぶ類 ・ 2 」 類です。
昨日は、昆布の形態、食用にされる昆布類、種類と産地までを アップデートしました。 今日は、食用昆布類の特徴です。 参考資料 日本食品大事典 「 ながこんぶ ( 長昆布 ) 」 コンブ科コンブ属 みついしこんぶの変種です。 長さは 7~10mです。 幅は 6~15cmです。 長く伸びるのが特徴で、20mに達する事もあります。 生産量は、こんぶの中で最も多いです。 製品形態は、長切り昆布、棒昆布です。 色は灰色を帯びた黒色で、味は薄いです。 ながこんぶの用途は、昆布巻き、刻み昆布、佃煮、切り昆布、 塩昆布などです。 「 まこんぶ ( 真昆布 ) 」 コンブ科コンブ属 こんぶ類の代表種です。 長さは 2~6m、幅は30cm、厚さは3mmです。 「 ながこんぶ 」 に次ぐ第二位の生産量です。 最高級品です。 製品形態は、折り昆布、長切り昆布、元揃え昆布などです。 色は褐色です。 切り口の色により、白口 ( 最上品 ) と、黒口 ( 普通品 ) に 分けられます。 だし汁が澄んでおり、味は極めて上品です。 まこんぶの用途は、おぼろ昆布、とろろ昆布、白板昆布、だし昆布、 塩昆布などです。 「 みついしこんぶ ( 三石昆布 ) 」 コンブ科コンブ属 別名は、日高こんぶです。 生産量は、「 まこんぶ 」 に次いで第三位です。 長さは 2~6m、幅は 6~10cmです。 細長いこんぶで、長切り昆布、折り昆布にします。 色は、黒色を帯びた緑色です。 味は 「 りしりこんぶ 」 に比べ薄く、早く煮えるのが特徴です。 だし汁は多少青白く濁ります。 用途は、昆布巻き、だし昆布、佃煮、塩昆布です。 「 りしりこんぶ ( 利尻昆布 ) 」 コンブ科コンブ属 まこんぶの変種です。 長さは 1~3m、幅は 5~10cmです。 生産量は 「 みついしこんぶ 」 に次ぐ第四位です。 長切り昆布、折り昆布にします。 黒褐色で硬いが、まこんぶに次ぐ高級品です。 だし汁は澄んで、上品な味が出ます。 用途は、だし昆布、とろろ昆布、おぼろ昆布、白板昆布、塩昆布です。 「 えながおにこんぶ 」 コンブ科コンブ属 別名は、らうす ( 羅臼 ) こんぶです。 知床半島の南岸のみに生育します。 幅広で丈が長いです。 表皮の色から、黒口と赤口に区分されます。 だし汁は濁ります。 濃厚な特有な風味があります。 「 まこんぶ 」 の白口にまさるとも評され、高級銘柄に なっています。 「 がごめこんぶ 」 コンブ科トロロコンブ属 表面に独特のオウトツが有り、複雑な雲文様が見られます。 長さは、1~2m、幅は 15~30cm、厚さ 3mmです。 製品は、がごめ元揃え昆布、がごめ折り昆布です。 用途は、とろろ昆布、おぼろ昆布です。 「 ほそめこんぶ ( 細目昆布 ) 」 コンブ科コンブ属 生産量は、少ないようです。 長さは、 1.3~1.6m、幅は 6~9cmです。 製品は、棒昆布、折り昆布です。 色は黒色です。 切り口がこんぶ類中、最も白いのが、ほそめこんぶの特徴です。 今日は、ここまでです。 明日は、おぼろ昆布、刻み昆布、削り昆布、塩昆布、白板昆布、 酢昆布、とろろ昆布についてアップデートします。 ~~~~~~~~ ~~~~~~~~~~ ~~~~~~~~ 海獣トドさんの「バカネコ日記」は、初心者にも分かりやすい、HPの 作成解説をしています。 海獣トドさんのHPへは、「バカネコ日記」のバナーをクリックすると、 ジャンプします。 痔キル博士のバナーをクリックすると、「アメリカ・ネバダ州在住」の 痔キル博士のHPへ、ジャンプします。 痔キル博士の部屋へ、ジャンプします。 海獣トドさんの「バカネコ日記」へ、ジャンプします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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