雨が降ったので、先日アマゴをバラした川でリベンジ。左岸へ第一投、アタリなし。今度は水面にかかるカヤに注意しながら右岸寄りにニ投目。サミング(キャストした糸やスプールにひとさし指を当て、糸の出具合を調整すること)を駆使して三投目は流心へ―。ということで、たった三投で答えが出てしまいました。(写真)はその三投目で釣れたアマゴ、前回バラした尺級のとは違うようです。それでも20センチくらい。まあまあのでき。上流から魚が落ちてくるほどの雨ではなかったと思うんですが、もともと2匹いたんでしょうか?一般的に、狭い渕に複数の魚が居ついている場合、デカいやつから釣れます。流下してくる餌も、だから、デカいやつが先に食べてよりデカくなっていくってことです。釣られる時もおんなじ理屈で、釣られていきます(笑。渓流のルアーフィッシングは、流れ落ちる餌を追う魚の習性をうまく利用した釣りでもあります。だから、食いが渋い時でも釣ることができる面白い釣りでもあります。ルアーの着水と同時にフックすることもあれば、足元まで追って来て食うこともあります。澄んだ渓流の中では、その様子をありありと見ることができます。もちろん、見えない水中でのやり取りも楽しいです。でも夏の釣りは暑い。フィッシングベストは背中、総メッシュですが、チェストウエーダーを履いてることもあり、胸から下はムレムレです(笑。釣り具屋に行くと、こうしてムレムレになったウエーダーをうまーく広げて干すための専用ハンガーも売られてたりします。