駒木のお諏訪さま
諏 訪 神 社
千葉県流山市駒木655番地
(2012年8月26日 撮影)
前回日記はこちら 諏訪神社
諏訪神社の御社殿は江戸時代のもの
神社の創建は古いものらしいが
この社殿は寛延2年(1749)の火災により
新たに建てなおしたもの
焼失前の社殿は
水戸光圀公もおまいりされたもので
高城城主の光圀公参拝に関する記録で
御社殿は厳かで青苔も滑らかに
国家鎮護のお社に相応しいものだったと記されている
今の御社殿とは違った雰囲気のものであったろう・・・
現在の御社殿は 江戸時代の文化の象徴である建築様式
文政9年(1826)建設
本体に向拝が取り付けられていて
組物 肘木 天井などは唐物仕上げ
幣殿は桁行三間 梁行三間の六坪
拝殿十坪は 幣殿と接続されている
大正13年に 瓦葺きの拝殿は
銅板葺きに改められた
本殿・幣殿・拝殿は
昭和55年に流山市の文化財指定第一号に指定
ご社殿は森に包まれた神域に厳かに鎮まり
千年を越す歴史を感じさせるものとなっている
江戸時代からの灯籠や北村西望作の狛犬などの像
古施設やお屋根の銅板で鋳直して造った天水桶 春日灯篭
平成の狛犬 ロボコップみたいだ
御神水
姫宮神社
御祭神
八坂刀売神
諏訪大神の妃神
ご姫神の鎮まる摂社の姫宮神社
ご正殿に姫神さまをご一緒にお祀りするところも多いのですが
信州の諏訪大社同様
姫神さまも独自のご社殿
つづく