にんにくの魔除け効果は?
一 ノ 矢 八 坂 神 社
茨城県つくば市玉取2617
(2012年9月9日 撮影)
前回日記はこちら 金村別雷神社
昔から「一ノ矢の天王様」と呼ばれて
広く関東一円の崇敬者から尊崇されている
伝説によると
大昔九州地方からカラスが飛んできて田畑を荒らすので
退治しようと天に向かって矢を放ち
第一の矢で射落とした処に御鎮座したのが
一ノ矢八坂神社(一ノ矢天王様)だと言われている
カラスは足が三本あり玉を持っていたので
射落とされた地域を「玉取村」としたとされている
現在でも矢を射たところは「天矢場」
玉を埋めた処は「玉塚」という地名で呼ばれている
天王様とは牛頭天王の略で 素戔嗚尊と同一神
牛頭天王は祇園天神ともいい
水神として信仰されていましたが
疫神を支配する神として信仰されるようになった
この神を勧請した平安京の祇園社(京都の八坂神社)では
貞観18年(876年)に疫病の大流行があり
占うと牛頭天王の祟りであったことがわかり
悪病を払うために盛大な御霊会を行い
祇園祭(天王祭)の始めであるとされている
御祭神
素戔鳴尊
午頭天王は除疫神として信仰されたので
疫病の流行する夏に行われ
茨城県における天王信仰の中心となる
祭りの時に疫病除けに効力のあるニンニクが魔除けとして
神社から頒布され 境内にはニンニクの露店が立ち並ぶ
ニンニクは
尊が朝鮮にお渡りになり
採鉱・冶金・植林・医薬品等について学ばれた多くの技術や木種と共に
薬用の効力に優れた霊力があるものとして
:
お持ち帰りになられたもの
病気・病難祓除の強精剤として賞用されたと云う遺風が
現在まで伝承されているものと信じられている
お守りも ニンニクが 売られてるのヨン
つづく