栃木県那須郡那須町湯本182
(2013年7月16日 撮影)
いつしか来た 栃木県 奥日光
再びあらわれるが・・今回は 那須方面へ
出発時は 変なお天気で 小雨も
那須へ到着したころには ・・・
どひゃ~~ん 快晴のいいお天気
那須岳の丘陵が湯本温泉街にせまる斜面の湯川ぞいに
草木も生えず荒涼とした「賽の河原」と呼ばれている所がある
栃木県指定文化財・史跡「殺生石」
「九尾の狐伝説」にまつわる名所旧跡
栃木県那須町の那須湯本温泉付近にある溶岩
鳥羽上皇が寵愛した伝説の女性
玉藻前(白面金毛九尾の狐の化身)が正体をあらわし
数万の軍勢によって殺害され
石となったという逸話
至徳2年(1385年)に玄翁和尚によって打ち砕かれ
そのかけらが全国3ヶ所の高田と呼ばれる地に飛散したという
玉藻前(たまものまえ)とは
平安時代末期に
鳥羽上皇に仕えた二尾あるいは九尾の狐が化けたという伝説上の絶世の美女
玉藻御前(たまもごぜん)ともいう
九尾の狐伝説
その昔 九尾の狐は中国の王の后に化けて悪行を尽くし
その後インドへ渡り太子の后に化け再び悪行を尽くしたのち
ある夜突如姿を消しました
その数百年後
少女に化けて遣唐使の船で日本に渡り鳥羽院の側に仕え
この世を治め 人の世を滅ぼそうと企んでいました
ところが陰陽師・阿部泰成にその正体を見破られ
当時は住む人も少なかった那須野へと飛び去り
悪事を続けました
朝廷は「九尾の狐退治の勅命」を下し
勅命によって那須へ集結した軍勢に追い詰められた九尾の狐は
鏑矢で射止められ 巨大な毒石に姿を変えました
毒石に姿を変えてからも
その毒は村人たちに害を及ぼし続けました
後年 そのことを伝え聞いた名僧・玄翁和尚による一喝で
石は三つに打ち砕かれて飛び散り
そのひとつがこの地に残り いまだに毒気を放ち続けています
松尾芭蕉と殺生石
俳人松雄芭蕉もこの地を訪れ「奥の細道」には
「石の毒気いまだ滅びず、蝶蜘蛛のたぐひ真砂の色の見えぬ程にかさなり死す
と書き 「曽良日記」には芭蕉が詠んだ
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夏岳登山 その前に 寄り道・・ぶふふ
気分上昇 アップしとかなくちゃね
つづく