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まぐまぐから、メールマガジンを発行することにしました。発行許可が出ましたので、二月の二週目頃から、読者数がある程度集まってから、発行したいと思います。内容的には、IT業界の2007年問題を発想の原点にしています。
いわゆる団塊の世代が60歳に達して、企業から一斉に退職するということにより、企業内のベテラン人財の空洞化が起こり、システムトラブルの多発が予想されるというものです。2007年にならなくても、最近システムのトラブルが多発しています。この背景には、システムの肥大化により、システムを開発・運営する人間の管理の限界を超えてしまっているという事実とシステムノウハウの欠如が考えられます。 システムは、24時間稼動が当たり前になり、本番環境でのテストの時間が取れないという状況も発生しています。従って、実環境でのテスト不足によるシステムトラブルが多発しています。つい、最近も銀行間を接続している統合ATMネットワークシステムにトラブルが発生しました。金融機関のシステムは、社会的インフラとして定着化してきました。24時間、どこの銀行のATMからも、コンビニのATMからも預金の出し入れや為替の振込等が自由にできる時代の到来もすぐそこまできています。そこで、小生の経験してきたバンキングシステムを中心として、IT技術を三方向から検証してみたいと思います。 題して、「IT維新」です。IT業界は、時代の展開期にあります。この業界の常識には、維新が必要という視点に立って、①温故知新②現場革新③刮目先端の三つの視点から考察してみたいと思います。 ①温故知新的視点とは、過去の歴史や経緯を振り返りながら、現状・将来の展望のためのノウハウを発見するための材料を見出すことを意図するものです。 ②現場革新とは、現状に安住することなく、現状でも、現場からの発想で革新可能な技術や発想の転換に寄与すべき事項をいろいろと考察してみたいと思います。現状で当たり前と思っていることに革新の視点を加えてみたいと思います。 ③刮目先端とは、今までの常識や理想論として議論されてきたことが現実に適応可能な刮目すべき先端的な技術として開発され実現しつつあります。これらの技術を見通すことにより、近未来の新システム開発の方向性を考える上での発想の基盤を提供したいと考えています。 即ち、IT維新のために、過去・現在・未来の視点からITシステムを吟味・考察してみたいと思います。できるだけ、わかりやすく、他業界の人々にもわかりやすいような視点で、自分の経験を踏まえて、考察していきたいと思います。 情報を発信することにより、読者の皆さんの異なる見解も加味しながら、IT業界の発展のための情報提供に寄与したいと考えています。 力不足ながら精一杯脳細胞を活性化してみたいと考えています。ご興味のある方は、まぐまぐの http://www.mag2.com/m/0000125079.htm から購読の登録をお願いいたします。 先ずは、「①温故知新技術編」からスタートし、順次、「②現場革新技術編」、「③刮目先端技術編」を追加発行していきたいと思います。 読者の皆さんの活発な、ご意見を期待したいと思います。 ご協力よろしくお願いいたします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2004.01.30 00:17:24
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