壊れたエンジン
エンジンぶん回して走ってきたどんなに荷物を積まれてもエンジン全開で耐えてきた荷台が壊れそうになれば補強してまた走った時間に遅れては意味がないからとにかく走ったいいオイルを見つけて使おうとしたらダメと言われあきらめそのまま走った気が付いたらあのオイル、私に内緒で他のエンジンに使われていた一瞬、パワーが落ちたがエンジン全開!約束した時間に遅れてはならぬ!平坦ばかりの道から時折、上り坂が増え始めたまた上り坂だガソリンをどんどん使って走れ走れ!ん?何かおかしい。ピストンリングがすり減って馬力が落ちたちとエンジン全開で行くのは無理だそうだ、平坦な道を選んで走ろう!ダメだ、平坦な道には進入禁止の看板が建てられた仕方ない、このまま走るしかないあ!今度はシリンダーブロックにヒビが入った!しまった!エンジンが止まってしまった!オイル添加剤を勧められ使ってみたダメだ、効果がないオーバーホールを勧められバラしてみたダメだ、ヒビが大きすぎてシリンダーブロックの研磨ができないエンジンをぶん回してきたツケはとても大きかった上り坂さえなければこれくらいの荷物どうってことなく運べたのに . . .さすが8年もの間、酷使し続けたエンジンでいくつもの上り坂を越えることには無理があった今のエンジンはセルスターを回して始動してみてもアイドリングは不安定だパワーもトルクも全く出ないエンジンをぶん回して得たものは何もなかったただ、エンジンの寿命を縮めただけだったもうこのエンジンは解体工場行きしかないだろう