介護が快護であるように・・・・

先ほどニュースを見ていたら、「　リハビリ難民　」を取り上げていました。
４月から病気によってリハビリテーションが受けられる日数が制限されたんだそうです。

病気の種類にもよりますが、一番長い脳血管疾患等リハビリで１８０日です。
１８０日を越えるとリハビリが打ち切られるんだそうです。
リハビリが止められた人はそのまま自宅などに帰るしかないそうです。
その結果状態が悪化してしまう人も多いんだそうです。
悲しいですね・・・


私は母のリハビリを自己流でもう１年半以上やっています。
最初寝たきりの状態で左手しか上に持ち上げることができなかった母が、今では自分で車椅子を動かし、食堂から一人で帰ってくるようになりました。
ベッドに座ることができるようになりました。

昨日は平行棒を両手で握り、まだ膝は曲がったままで爪先立ちですが、１０秒くらい立っていることもできたんです。


糖尿病によって寝たきりになったので、リハビリは運動療法にもなり血糖値もピーク時にはＨｂＡ1Ｃの数値が１２だったのが先月には５．８と正常値まで下がりました。

糖尿病による血管障害の足の痛みが、以前は塗り薬やシップ・飲み薬の痛み止めをいっぱい使用していたのが、今では痛みは時々あるものの、毎食後に１錠飲むだけで抑えられるようになりました。


母一人に、素人の私がリハビリを続けただけでこんなに効果があったのですから、国全体を考えたら、回復される人はすごい数だと思います。

リハビリが結果的に医療費を削減させ、介護者の負担を減らし介護職員の人員不足の助けになるのではないかと思います。

私が行政にしてもらいたいのは、リハビリの指導をしてほしいです。

リハビリを打ち切って放り出すのではなく、方法を教えていただければ、全部を医療に頼るのではなく、家族やその患者の周りに居る人が何かできることがあるかもしれません。

私には今から理学療法士や作業療法士・リハビリ専門職等の資格をとることはできません。

でも、母に合ったリハビリ方法を教えていただけるところがあるなら、勉強しに行きたいです。
個人で試行錯誤でやっているのは、どうしても不安や疑問がでてくるのです。

どこかそんな場所がないんでしょうか・・・？