介護が快護であるように・・・・

今日は主人とお墓参りに行きました。



我が家のお墓はもともと島にありました。お墓参りに行くには車でフェリーに乗っていかなかければなりませんでした。それもちゃんとした墓地ではなく足場の悪い畑のようなところでしたので、年をとったらお参りにいけなくなって無縁仏になってしまう・・・と心配していました。

それが・・・お墓があった場所が区画整理になり動かさなければならなくなりました。
それで去年、祖母のお墓のある近くの墓地に移したのです。
どういうわけか同じような時期に他県にあった祖父の墓まで移さなければならなくなり、全部が同じ墓地になりました。

「８時だよ！全員集合」ではありませんが、同じ墓地に親戚５つの墓が集まってしまいました。何か集まりたいわけでもあったのでしょうね・・・・

お彼岸は過ぎてしまいましたが、私はまだ新しいお墓にお参りに行っていなかったので主人に連れて行ってもらうことにしました。

家からわりと近いのですが、それでもずいぶん山奥です。車でもちょっと距離があります。
お彼岸を過ぎているので墓地には人影はありません。主人と私だけです。
墓石の形が統一されているので整然と並んでいて静かで綺麗なところです。

主人　「・・・・ちょっとトイレに行ってくる・・」
私　　「え～っ・・」

やっと到着してお墓の前でお線香に火をつけようか・・・という時に主人が言い出し私を残してどこかにいってしまいました。

山奥の広い墓地に私一人・・・・まだ明るいですが、あまり気持ちの良いものではありません。遠くでカラスが鳴いています。鬼太郎の下駄の音が聞こえてきそう・・・・



なかなか帰ってこない主人を待ちながら、ご先祖様に「本当にすみませんねぇ・・・主人が失礼しました。」なんてぶつぶつ独り言を言いながら拝みました。

しばらくしてやっと戻ってきた主人とご先祖様に手を合わせ、お墓参りが終了しました。


　　　　　　　　　　
ロッジに飾ってあった木彫りの熊とイノシシです。

山の上なので待たされている間に体はすっかり冷えてしまいました。
ここはちょっと走るとキャンプ場や入浴施設があります。

私　「お風呂に入って温まろうや・・・」

で・・・すごくラッキーなことに３月いっぱいは入浴料は無料、マッサージベッドも無料でした。
しっかり温もって国立公園である景色を眺めて家に帰りました。