介護が快護であるように・・・・

祖母の介護保険の更新の結果が来ました。

調査員が来られる日に、私は来ることを知らせられていなかったので、母の眼科の検診に行く日と重なってしまいました。

調査員と面談したのは義母。義母は日頃祖母の世話はしません。だからちゃんと質問等に答えられたのかとても心配でした。

この前の時も私は調査員の人と話ができずに要介護２⇒要介護１になってしまいました。

介護保険の更新申請を出した時に今回はあらかじめアンケートに答えるようになっており、そのアンケートには「要介護度を今の介護度より軽くしないでほしい」と書いて出しておきました。

これ以上軽くなって要介護でなくなってしまったら祖母をショートステイなどで施設に預けることができなくなってしまいます。
もし私が入院などをしなければならなくなった時に、祖母が困ることになるからです。

通常は「娘夫婦と同居なんだから大丈夫・・」と世間からは見えるでしょう。

でも・・・家族と同居だから大丈夫だとは限らないのです。

ニュースなどでは家族間の児童に対する事件が大きく取り上げられていますが、それと同じくらい高齢者に対する事件も多くあるのです。ただ、児童よりも分かりにくく、あまりニュースになっていないだけなのです。

診療所に勤めている時に認知症のお年寄りが家から逃げてこられる人がいました。
「ここに居たい・・」と物に掴まって嫌がるお年寄りを息子さん夫婦が怒鳴りながら叩きながら引きずるように連れて帰る。その繰り返し・・・

顔が２倍ぐらいに腫れ上がって真っ黒になっているお年寄りも見たことがあります。
そういうお年寄りは入所を希望しても難しい特養施設でも緊急避難という考え方から一時保護入所することができるそうです。

自分を育ててくれた親に、どうしてそんなことができるのか私には理解できません。

でももしかして親自身にも過去に子供に対しての問題行動があったのかもしれません。
だからそれぞれの家庭の事情があるのでしょうから、他人が口を挟みにくいものがあります。


今回の祖母の介護度は要介護１でした。（私から見れば要介護２だと思うのですが・・・）

とりあえず万一の時にはショートステイが利用できる・・・・とホッとしました。

ケアマネさんには介護保険の結果のコピーを渡して「私に何かあった時には祖母のことをお願いします。」と言っておきました。


家族間の問題・・・・今自分がしていることを子供はしっかり見て育ちます。

そして良いことも悪いことも子供は真似をするのだ・・・自分も将来同じ扱いを受けるのだ・・ということを自覚して行動して欲しい・・と思います。