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カテゴリ:特養施設の生活
施設に飾ってありました。折り紙で作ったヒマワリです。とってもお上手ですねぇ・・ 今日母とリハビリをしている時に、身体が不自由そうなお爺さんと、奥さんと息子さんらしい人の3人が職員さんに連れられて歩いていました。 職員さんとお話をしている様子を見ると、どうやら施設を見学に来られたのだと思います。 多分病気か何かで介護が必要になったお爺さんに、デイサービスやショートステイなど利用させようとしているのでしょう。 でも、お爺さんの表情がちょっと冴えないな・・・と思っていたら、お爺さんが泣き出してしまいました。周りの人はちょっと驚いて、お爺さんを慰めていました。 テレビで介護が必要となった時に、どうしたいか・・・と言う質問で70%以上の人が自宅で過ごしたい・・・と答えたそうです。 そうですよね。誰だって知らない人だらけの施設で過ごすより、住みなれた我が家で家族と一緒にいたいです。 それでも身体が不自由になり、自分が家族の負担になっている・・・と思った時に、少しでも家族が楽になるのなら・・・と介護保険を利用して施設のデイサービスやショートステイに行くことを決心する。 でも、今まで元気でいた人にとって、施設は未知の世界・・・心の中は不安がいっぱいなのです。 家族の話に納得してついて来たつもりなのに・・・気持ちが沈んでしまう。 もしかしたら介護が必要な身体になってしまった自分自身を情けなくなって泣いているのかもしれないな・・・・って思いました。 我が家も最初は大変でした。 今では父も施設に慣れて、「こんなに自由になれるとは思わなかった・・」と母の世話をしながら、施設生活を満喫しているようですが、母が寝たきりになって、父には母の介護は無理だから両親を同じ施設に入れよう・・・と思った時に、母は「あんたが側にいるんなら・・・」とすぐに承諾してくれましたが、父を説得するのに1年近くかかりました。 男性の方が保守的で、環境の変化を好まないのかもしれませんね。 あのお爺さんも、施設に早く慣れて、知り合いがいっぱいできて、笑顔になれればいいな・・・・って思いました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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