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カテゴリ:病院の生活
昨夜義母が部屋にやって来ました。
義母 「お見舞いのお金がないの・・・」 事情を訊くと・・・・私が祖母の昼食の介助を終えて帰った後に、近所の方たちが祖母の所へお見舞いに行ってくださったようです。 その時に祖母にお見舞金を渡して帰られたようなのですが、夕方義母が行った時には見当たらなかったそうです。 祖母も何も言わないし、義母もお見舞金を頂いたとは知らずに家に帰って来たそうです。 後で近所の方から話を訊いて「え~・・・!」ということになったようです。 義母 「すぐに病院に電話をして、あったら引き出しに入れておいてくれって看護師さんに頼んだんだけど・・・明日行ったら捜してみて!」 私 「えっ!病院に電話したんですか?」 そんなことをしたら、一生懸命世話をしてくださっている看護師さんにご迷惑でしょう・・・と思いましたが、もう電話をしてしまったのなら仕方ないです。 今日の昼に祖母の所へ行った時に、祖母と話をしながらそれとなくベッドの周りを捜してみました。 でも、どこにもそれらしい物はありませんでした。 私 「お婆ちゃん 昨日誰かお見舞いに来ちゃなかった?」 祖母 「誰も来んど~」 私 「そう?〇〇さんと△△さんたちが来ちゃったでしょ?」 祖母 「そうやったかの~?わしゃ知らんど~」 話しているうちに、祖母のネマキの首に黒い紐のようなものが見えました。「なんだろう・・」と思い引いてみると、ペンダントのように穴の空いたカードが付いていました。 (これは何?治療に使うものかな?リハビリに使うもの?それにしても、認知症の年寄りの首に紐・・・ちょっと危ないよな・・・そんなこと病院がするだろうか・・・)としばらく考えて、(あっ!もしかしたら・・・)と思い、祖母の首からそのペンダントらしきものを外しました。 そしてそのカードを引き出しのセーフティーボックスに差し込んでみました。 鍵が開いて、中にはお見舞金が入っていました。 どなたか親切な方が、祖母が見舞金を持っているのを見つけて、無用心だからボックスの中にしまって、鍵を祖母の身に付けさせてくださったのでしょう。 たぶんその方は、祖母には説明をされたはずです。でも、祖母は認知症です。その場では会話は成立するので、理解できているように思えますが、すぐに全部忘れてしまいます。 (良かった~)とホッとしました。すぐに義母に電話をして、看護師さんにもきっとご迷惑をおかけしたので謝りに行きました。 お年寄りのお見舞いに行く時には、その方が認知症でないか確かめて行かなければいけないな・・と思いました。 もしもそうならあらかじめ家族に連絡して、家族がいる時にお見舞いに行った方が良いです。 せっかくのお見舞いが無駄になってしまわないように・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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