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カテゴリ:祖母の日常
今日祖母が病院の職員さんに連れられて戻ってきました。でも、退院したわけではありません。
退院後に家での生活をどのようにすれば良いか・・祖母の動きを見ながら皆で考えるための一時帰宅です。 ケアマネ・リハビリの先生・介護用品レンタルの業者 など4名と義父母が家のいろんな場所を見ながら話をしていました。 私は祖母の相手をしながら、祖母が日頃どのような行動をするのか、どんなことをしていて転倒し骨折したのかを説明しました。 スロープを付けるとか、車椅子を使うとかいろんなことが決まりました。 皆が話し合っている間、私は祖母の側にずっといました。 ずっと家に帰りたがっていた祖母・・・家にやっと帰れたと喜んでいるでしょう。 でも、話し合いが終わったら、またすぐに病院に戻らなければなりません。 それに記憶が後退して4年前に死んだ犬が自分の事を待っていると思い込んでいて、「ランちゃんに会いたい」と毎日毎日言っていた祖母・・・居ないと知ったらどんなに傷つくだろう・・・と祖母の気持ちだけが心配でした。 祖母 「ランちゃんはどこか~?」 私 「ランちゃんは・・・もう・・居ないよ」 祖母 「何でや~どこ行ったんか~・・・死んだんか~?」 私が頷くと祖母は今にも泣き出しそうになりました。しばらく慰めていましたが、疲れているようなので、ベッドに横にするとすぐにスースーと眠り始めました。 (辛いことは眠って忘れた方がいいかもしれない)・・・と思いました。 皆の話し合いが終わり、起こされてまた病院に戻って行く祖母。 (もうすぐ帰れるからね もうちょっと我慢してね)・・・と呟きながら見送りました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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