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カテゴリ:祖母の日常
先日ブログに祖母が口にしていた歌のことが知りたくて、「どなたかご存知だったら教えていただけませんか?」と呼びかけたら、わざわざ調べて教えていただきました。
うきわさん。お忙しい中、私の疑問に答えていただくために、お時間を割いていただいてありがとうございました。本当に涙が出るほど嬉しかったです。 認知症の祖母はもう昼か夜かも時々分からなくなります。 でも昔の記憶はまだいっぱい残っているらしく、祖母の父母や弟達の話を毎日繰り返し聞かせてくれます。 この歌は戦争前でまだ家族が皆生きていて、祖母が幸せだった頃の歌です。 今の祖母は壊れたレコードのように、同じ歌詞を唄っています。 CDなどは無いようなので、ちょっと残念ですが、それでも正確な歌詞が分かったので祖母と一緒に唄うことができます。きっと喜んでくれるだろうと思います。 この歌は、野口雨情が作詞した民謡で、音戸町鰯浜で唄われているようです。 「音戸みなと節」 ※ 瀬戸と警固屋は根つづきなれどよー ハァヤントコセ 潮がじゃまして ソコエンヤサ ままならぬヨー それ 押せ押せ船頭さんよ 音戸の瀬戸 ホイ アリャ潮がじゃまして ソコエンヤサ ままならぬヨー 双見白めば 日の出の知らせヨー 双見白まにゃ 夜は夜中ヨー ※ 落ちる夕日も 相国様はヨー 招きゃもどると 思うたやらヨー ※ 瀬戸のとろみ潮 錨はいらぬヨー 網はかけずも 流りゃせぬヨー ※ 瀬戸の船場は まだ眼がさめぬヨー 瀬戸は夜明けが 遅いやらヨー ※ 月の出ごろか 音戸の沖のヨー 潮も今宵は 瀬にさわぐヨー ※ 船で通うても 伝馬で来てもヨー 瀬戸の夜遊び 気は楽にヨー ※ 瀬戸の瀬までも 日暮れの鐘はヨー 誰がつくやら 鳴り響くヨー ※ 春は音戸の 清盛祭りヨー 続く行列 武者ぞろいヨー お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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