介護が快護であるように・・・・

私のブログにいつもコメントをくださる方が、ブログに「施設に行くと帰り際に職員さんに「ありがとうございました。」と言われる。親がお世話になっているのだから、お礼を言うのはこちらの方なのに・・・」と書かれていました。

私も施設に行き始めた時に、同じように疑問に感じました。

決してそれが不快に感じるわけではありませんが、何で「ありがとう」って言われるのだろう・・・・って不思議な感じがしました。

でも・・・毎日施設に通っていると、だんだん分かってきたような気がします。

家族が来られるとお年寄りの表情がぜんぜん違うのです。
いつもは無口で大人しいお年寄りが、家族と笑顔で笑い声をあげながらいっぱい話をされている姿はとても幸せそうで、見ている私達もなんとなく嬉しいです。

もちろん施設の職員さんは日頃いろんな催し物やゲームなどで、お年寄りを少しでも楽しくさせてあげようと頑張っておられます。
でもどんなに頑張っても家族の絆には敵わないところがあって、お年寄りをちょっとでも元気にしてあげたい・・・と思っている職員さんは「会いに来て下さって、ありがとうございます。」って意味で「ありがとう」と言われているんだと思うのです。

これは私の想像でしかありませんが、でもそう考えると職員さんの「ありがとう」と言われる言葉がとても温かいものなのだな・・・と思えるのです。