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カテゴリ:私の日常
一昨日・昨日の親戚の通夜・葬儀は自宅ではなく、葬儀用のホールで行われました。
私はお帳場をお手伝いしていたのですが、記帳台の前に座っていると、真正面にある数珠などの小物がガラスのショーケースの中に並んでいるのが目に付きました。 たぶんあわてて来られた人が小物を忘れた時のために販売されているのでしょう。 で・・・それらを見ていると、私が持っている種類のお数珠がないな・・・と思いました。 嫁いですぐに義母から「今日からあなたはこれを使いなさい」と渡された真新しいお数珠。赤い房の付いた水晶のお数珠でした。 それまで自分用のお数珠なんて持っていなかったので、それからずっと使っていたのですが、周りには誰も使っている人はいないし、葬儀にはどうも派手なような気がして、赤い房を手で隠しながら拝んでいました。 でも・・・・どうしてもこの長年の疑問が気になって、房の色の意味を、今日ネットで調べてみました。 赤い房の数珠は・・・・宗派によっては構わないところもありますが、一般には仏前結婚式とか、出産や子供の入学をご先祖様に報告する時とか、50回忌・100回忌などの慶事用・・・つまり喜び事の時に使うものなのだそうです。 葬式には白や黒・茶色い房。紫の房は葬式以外の法事の時に使用するんだそうです。 赤い房の数珠・・・・知らないとはいえ、今まで何度も葬儀で使用してきてしまいました。 色の意味が分かっている方から見れば、何て無神経な・・・と思われていただろうな・・・・ご遺族にずいぶん失礼なことをしてきたんだな・・・と落ち込んでしまいました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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