介護が快護であるように・・・・

博多の旅行中に不思議に思ったことがありました。

九州新幹線が開通し、博多駅の駅ビルが新しくなって、ＪＲ博多シティになっていました。
夏休みだし、この駅ビルだけでも見所が沢山あって、大勢の人で混雑していました。

私は帰りの新幹線までの時間つぶしに屋上の遊園地「つばめの杜ひろば」に行ってみよう・・・と思いました。

「つばめの杜ひろば」へ行くには、駅の博多口の方にある数台並んだエレベーターで１０階まで上がって、そこからエスカレーターで屋上まで行かなければなりません。

数台並んでいるエレベーターは、どれも長い行列ができていましたが、右端の２台は９階・１０階のレストラン階直行のエレベーターでしたので、私はそれに乗って１０階まで行くことにしました。

乗る順番を待っていたら、私が先頭になりましたので、先に乗って操作ボタンの前に立ちました。エレベーターはすぐにギュウギュウ詰め状態で動き出しましたが、直行便ですので、乗っている人は９階か１０階で降りる人ばかりのはずでした。

でも・・・１０階に着いて皆が降りるまで「開く」のボタンを押しておこう・・・と思って押していたのですが、一人のオジサンが大きな声で「降りるな！降りたらまた乗れなくなるぞ！」と言ったのです。
すると誰一人降りようとしないのです。

私の頭の中はでいっぱい・・・何で？降りないの？・・・と思って、私だけ降りました。

１０階フロアで下る為にエレベーターを待っていた人も、誰も降りようとしないギュウギュウ詰めのエレベーターに不思議な顔をしながら数名乗り込みました。

そしてそのエレベーターはまた１階まで下りていったのです。

いったい何だったんだろう・・・・・あの人たちは何階に行きたかったんだろう・・・ただエレベーターに乗っていたかったんだろうか・・・と今でも不思議に思います。