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カテゴリ:介護日誌
今日は母の病院の泌尿器科受診日でした。
病院に行く日は朝からバタバタと忙しいです。 朝主人を送り出したら、洗濯等の家事を済ませて義父の昼食を用意してから家を出ます。 施設に着いたらいつものように夜間の使用済みオムツの尿測をして、母のトイレ・導尿・清拭・着替えを済ませて、介護タクシーが来る9時30分まで母を寝かせて待ちます。 母が寝ている間に出かける準備をします。 持って行くものは、保険証・診察券・血液検査の表・尿測の表・今朝の導尿時に採った検査用の尿・昼食後の薬・血糖値測定器・インスリン・着替え・オムツ・トイレ用品・飲み物他等々・・・ すべての支度を終え、両親と一緒に迎えに来たタクシーに乗ったらほ~っとします。 病院に着いて診察を受ける母。 医師はエコー検査の画像を見ながら「腎臓の大きさは・・・あまり変わっていません。小さいままです。でも・・・膀胱にずいぶん汚れが溜まっていますね。汚れを内視鏡で取り除く方法もあるけれど、取り除いても、すぐにまた溜まるしな・・・・」と言われました。 確かに画像には膀胱の中の汚れの影が写っていました。 腎臓が悪くてタンパクが出て汚れとなって溜まっているのかな・・・・と思いました。 私が毎日している間欠導尿時にも透明なカテーテルの中を通っていく汚れを沢山見ることがあります。 もし私が導尿をしなければ、膀胱の中にどんどん澱となって溜まってくのかもしれません。 それが排尿を妨げ、尿が逆流して水腎症などの腎臓病になるのかもしれないな・・・と思い「もっと導尿の回数を増やした方が良いですか?」と訊ねると医師は「そうですねぇ・・・でもそれではあなたが大変でしょう。今までどおりで良いですよ。ただ・・そろそろ透析のことを考えないと・・・施設医と相談されなければ・・」と血液検査の表を見ながら言われました。 透析治療・・・・母が少しでも楽になるなら、なんとかしてあげたい・・・と思っているのですが、施設医や病院の糖尿病専門医は気が進まないようです。 施設医の許可がなければ、家族の一存では病院で治療することはできません。 高齢で寝たきりで特養入所者の母は、治療しても仕方が無い・・・と思われているのかもしれません。 もしかしたら社会保障費の節約のために、もう自立生活が望めない高齢者の積極的治療は制限されているのかもしれません。 でも毎日傍で看つづけている家族としては、何もせずにじわじわ弱っていく様子を見ているのは本当に辛い。 治療ができるものならば、なんとか受けさせて少しでも楽にしてあげたい・・・と思うものです。 たとえ大変でも、治療ができて母が穏やかに暮らせるならば、一日でも長く一緒に居たい。ずっと母の笑顔を見ていたい。 ・・・でもそこには寝たきりの高齢者ゆえのさまざまな事情があるのです。母がまだ若く、自立生活ができる体なら、問題もなく治療を受けられるはずなのに・・・ 日頃の施設医の考えをお話すると、「難しい問題ですね・・・僕にはどうしてあげることもできない」と医師は辛そうに言われました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2014年10月02日 13時25分30秒
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