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カテゴリ:介護日誌
もう結構長い期間咳が続いていた義母。
義父がヘビースモーカーなので、そばにいる義母が煙を吸って肺癌になってしまったのではないか・・・と心配していましたが、検査の結果、甲状腺がん・・・癌は肺ではなく喉にできていました。甲状腺がんの中の乳頭癌というものでした。 母の一周忌も過ぎ、義父の体調がやっと落ち着いてきたので、母のお墓を建てる資金を稼ぐために、義父の世話をしながらできる仕事を何か探さなければ・・・と思っていた矢先のことでした。 そして今朝、義母は癌治療では昔から定評のある病院に入院しました。 朝、義父母と3人で病院に行き入院手続きなどを済ませ、私と義父は一旦家に戻り、担当医の説明を受けるために夕方再び病院に行きました。 説明に来られたのは二人の医師で、図などを用いて手術の方法とその際に起こりうるさまざまなリスクなどを分り易く説明してくださいました。 義母は甲状腺の右側に癌があり、悪性ではないけれど左にも腫瘍ができていました。 甲状腺がんは癌の中でも治療の予後が良好である場合が多いし、その中の90%を占める乳頭がんの10年生存率は85%だそうです。 幸い早期の発見で他には転移は見られないし、義母の体力は十分だし、血液検査の結果も手術に耐えられる状態でした。 ただ心配なのは声帯の神経と近い場所に腫瘍があるところでした。 腫瘍を取り除くときに、その神経を傷つければ声がでなくなる可能性があります。 手術ではできるだけギリギリまで癌の部分を取り除くつもりだけれど、年齢や癌の種類を考えても、癌よりも声を優先させたほうが良いので、もしかしたら癌を取り残すことになるかもしれない・・・・でも、義母の場合ほとんどその心配はないだろう・・・と言われました。 担当の医師が丁寧に細かく説明してくださるので、不安に思っていた気持ちが少しずつ薄れていきました。 (この医師が手術してくださるならきっと大丈夫だろう・・・)と、安心しました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2016年10月04日 12時32分54秒
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