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カテゴリ:私の日常
7月6日のこと・・・
ニュースで気象庁が数十年に一度の異常な大雨として、大雨特別警報を発令し避難を呼びかけていた。 気象庁の人のこんな緊迫した様子の会見を見たのは、初めてだったから(大変なことが起こるかもしれない・・・)と不安になった。 夕方職場から主人が無事に戻って来たのでホッとした。でももうすでに渋滞が始まって帰るのも大変だったらしい。 7月7日のこと・・・ 昨夜はずっと大雨が降り続いていた。ニュースでは各地の被害状況が放送されていた。 土砂崩れや洪水・・・・家や車が流されている映像は、悪夢のようだった。 我が家の周りは浸水などはなかったが、家の周りの休耕田は池のようになっていた。 主人は朝から会社の社員たちの安否確認のための電話対応に追われている。 死者や行方不明の社員はいないようだが、自宅や車が被災した人もいたようだ。 会社は無事。でも、会社に通じる道路が上下とも土砂で埋まって、出社は難しいらしい。 施設にいる父のことが気になって電話をしてみるが、電話が故障して通じなかった。 少し雨が止んだ時に、主人に頼んで車で施設まで連れて行ってもらった。 木が倒れている場所があったが、我が家から施設までの道は、車がなんとか通ることができた。 施設は無事。父も元気だった。ホッとした。 職員さんの話によると、周辺の道路はすべて土砂崩れや水没で通れなくなっていて、職員は自宅に帰ることも施設に来ることもできないという。この地域はいわゆる陸の孤島状態になっているらしい。 施設の帰りに、通行できる道を探すために、車を走らせてみる。 でも、すぐに今まで映像でしか見たこともないような悲惨な状況が目に飛び込んできた。 土砂崩れで大きく抉られた山や屋根まで水没している車・・・・・自分がそんな中にいることが、信じられなかった。 情報通りメインの道路は上りも下りも通行止めになっていた。 いつもバスで通っている道が水没し、乗用車が屋根まで浸かっていた。怖くなって家に戻った。 7月8日のこと・・・ 道路は上下とも通行止めになっていたが、途中迂回して通れる道を見つけ、隣の町まで行くことができた。 いつも行っているお店がどこも水没したり、土砂の中に埋まっていた。 どこの店も閉店していたが、営業しているスーパーを見つけて入ってみると、店内は水や食品を求めて押し寄せた人達でいっぱいだった。 ここも水没したらしく床は泥水で汚れていて、従業員はモップで水を掃き出しながら関連の店舗から運ばれてきた商品を並べていた。 衛生管理上、生鮮食品は販売できないようで、張り紙をしたシートカバーがしてあった。 いつもは鮮魚などが並んでいるコーナーは、大量のお弁当などが値引きされて並んでいた。 少しでもお客さんのために・・・と思う店の心意気が感じられた。 でもいつもたくさん並んでいる飲料水の棚は空っぽになっていた。 インスタント食品・パン類などの棚も空っぽ。 これは途中で覗いたコンビニも同じだ。通行止めで商品の入荷ができず空っぽの棚が目立った。 会社への道路が上りも下りも通行止めになっていたので、月曜は主人の会社は臨時休業になった。 主人は出社できる社員の人数を把握するために、電話対応に追われている。 午後少しでも通行できる道を探して車を走らせるが、今にも二次災害が起こりそうな場所が多く見られ、傍を通るのも怖かった。 崩れた家の土砂を取り除く作業をしている人たちの傍を通った。 何も手伝わずに通り過ぎることが、申し訳なく感じた。ごめんなさい。 7月9日のこと・・・ 今日も道路を探して車を走らせる。昨日は通行止めになっていた道が、土砂の撤去が進み片側通行で通れるようになっていて、なんとか会社までたどり着くことができた。良かった。 これで主人は出社することはできそうだが、かなりの遠回りになってしまうので、1時間ぐらいは早く家を出なければならない。 当分出社できない社員も多そうだから、主人は大変だろうな・・・と思う。 明日から4時起き・・・・私も頑張ろう。 父の施設の七夕飾りです。 でも、今年は大変な七夕になってしまいました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2018年08月07日 16時38分33秒
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