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カテゴリ:私の日常
昨夜温泉の露天風呂に浸かっていたら、先に入っていた女性に話しかけられました。
なんでもご夫婦で温泉旅をするのが趣味なのだそうで、いろんな温泉のお話をしてくださいました。 「あまり期待していなかったけど、ここのお湯はすごく良いわ~」と気持ちよさそうに言っていました。 そして前日泊まった宿のことを話してくれました。 「そこはお風呂にケーブルカーで降りていくのよ。ちょっと寒かったけど、風情があって良かったわよ。近くだし日帰りでも入ることができるから、行ってみたら?」 詳しい話を聞いているうちに(そういえば昔、義父母と義兄家族が四国に旅行に行った時にそんな話をしていたな・・・)と思いました。 その時は私は祖母と家でお留守番でした。旅行から戻って来た皆の楽しそうな土産話を羨ましく思ったのを思い出しました。 お風呂から部屋に戻って「私もいつか行ってみたいと思っていたの! そう遠くないみたいだから、明日行きましょうよ!」と主人に言いました。 9時30分 ホテル出発 10時00分~10時15分 道の駅大歩危 (3月~11月は無休 12月~2月は火曜日休み) 妖怪屋敷(大人500円・子供300円)があります。怖い?怖くない?微妙です。 でも、駐車場から眺めた渓谷は素晴らしいです。必見の価値あり。 10時30分~11時00分 祖谷のかずら橋 (年中無休 大人550円小人350円 JAF割引あり) 日本三奇橋(日本の古橋の中で特に構造的に変わった橋のことで、山梨県大月市の猿橋・山口県岩国市の錦帯橋・富山県黒部市の愛本橋・長野県上松町の桟・徳島県三次市のかずら橋・栃木県日光市の神橋)の候補のひとつ。 国指定重要有形民俗文化財。 平家の落人が追っ手から逃れるために、いつでも切り落とせるようにかずらという植物でかけた・・・という伝説があるそうです。(定かではない) 長さ45m・幅2m・水面上14mで3年毎に架け替えられているそうです。 お正月だったし小雪が時々降るような日だったせいか、観光客はあまりいなかったので、ゆっくり渡ることができました。 高い所が苦手な主人に反して、私はぜんぜん平気です。 でもどこでも悪ふざけする人はいるもので、連れの子供を怖がらせようと渡りながらわざと橋を揺らす男性がいましたよ。「橋を揺らさないでください!」と拡声器で注意されていました。 観光地でもマナーは守りましょうね。 ここを訪れるのは私は初めてだったのですが、主人は以前来たことがあったようで「なんか昔来た時と違うぞ。昔はもっと怖かった。こんなに丈夫じゃなかった気がする。」と言っていました。 主人の昔がいつ頃の話なのかは知りませんが、体の小さい子供の頃だったらもっと恐ろしいだろうし、3年毎に架け替えられるのであれば、だんだん良いものになっていくだろうな・・・と思いました。 橋の傍にはお店があって、炭火でいろいろ焼いていました。 「名物でこまわし(そばだんご・じゃがいも・とうふ・こんにゃく)」って書いてあったので、(何なのだろう・・)って買ってみようと思ったのですが、「そばアレルギーの方は食べないでください」って書いてありました。そばだんご以外の品も塗ってある味噌ダレに蕎麦が入っているようなので断念。 日本の観光地では蕎麦を使っているものが多いから、そばアレルギーの人は注意しなければなりません。 仕方がないので、私は甘醤油タレのみたらし団子をいただきました。 11時30分~14時00分 和の宿 ホテル祖谷温泉 日帰り7時30分~18時(受付は17時まで) 露天風呂(ケーブルカーと展望大浴場が利用できます)大人1700円・小人900円 JAF割引あり 展望大浴場のみ 大人600円・小人300円 受付を済ませてロビーでしばらく待ってケーブルカーに乗りました。運転は簡単な説明を受けて乗客が動かすんです。専用の運転手がいないことにビックリ でも自分が電車ごっこの運転手になった気分でちょっと楽しいです。同乗客に「それでは出発しま~す」と声をかけて動かしました。約170m下の露天風呂までは約5分。傾斜角度42度の岸壁です。 乗車中は美しい渓谷を観ることができますが、今が雪景色だったり紅葉や桜の季節ならもっと素敵だろうな・・・と思いました。 ケーブルカーを降りて階段を下りたところに男女別の更衣室があります。 更衣室を出てまた階段を下りたところに渓谷にせり出すように作られた露天風呂があります。 残念ながら写真撮影は禁止なので撮れていません。 利用した時には「渓谷の湯(男性)」・「せせらぎの湯(女性)」でしたが、一日交替で男女のお風呂は入れ替わるようなので宿泊客なら両方入れますね。 他に貸切露天風呂の「やまぎりの湯」もありました。 更衣室はちょっとレトロだし、タオルだけで階段を下りるようになるのでかなり寒かったですが、渓谷の絶景を望むお風呂を見た時に、そんなちっちゃな不満は吹っ飛びました。 泉質はpH値が9.1のアルカリ性単純硫黄温泉。いわゆる美人の湯って言われる泉質ですね。ぬるっとした肌にまとわる感じの湯です。 源泉かけ流しのお湯の温度は約39度。低い温度なので冬のこの時期はかなり寒いです。 受付の時に「長い時間入って、身体を芯まで温めてください」って言われました。 この温度だと上の宿までお湯を運ぶと冷たくなってしまうために、お湯を沸かさなければなりません。 いっさい人の手を加えない「源泉かけ流し」を守るために、下に湯船を作ってケーブルカーで降りるようにしたそうです。 入浴を終えて、階段を上がりケーブルカーの待合室でストーブに温まりながら主人が来るのを待ちました。 帰りも呼び出しボタンを押して降りてくるケーブルカーを待ちます。待合室の窓からゆっくり降りてくる様子を観ることができます。 絶景の景色の中で、小鳥の鳴き声や渓谷のせせらぎを聞きながらケーブルカーを待つ時間も至極の時でした。 上に着いたら今度は展望大浴場に入りました。 こちらの湯は温泉を沸かしなおしているので温度は適温です。一旦冷えてしまった体をゆっくりと温めることができました。 14時15分 祖谷温泉出発 小便小僧 途中、祖谷渓の高さ約200mの断崖に突き出す岩端に祖谷渓のシンボルとして人気の小便小僧を観ることができました。 その昔、子供や旅人たちがそこで度胸試しをしたという逸話を銅像にしたそうです。 1968年(昭和43年)に制作されました。 15時40分~17時00分 金刀比羅宮の商店街 帰る途中に金刀比羅宮への道を通ったので、もう一度寄って参拝の時には時間が無くてゆっくり観ることができなかった商店街を歩くことにしました。 商店街の中には人気のうどん屋が沢山並んでいます。 その中の「てんてこ舞」で昼食のうどんを食べました。 この旅の間、何度もうどんを食べましたが、本場讃岐うどんでも、できたてはやっぱり美味しかったです。 商店街の中にはうどん屋以外にも甘味処など美味しいお店がいっぱいで、どこへ入ったら良いのか迷ってしまいます。 テレビでたびたび紹介されている「しょうゆ豆本舗 表参道店」のかまたまソフトクリームも食べたかったのですが、今日はちょっと寒いので断念して、昨日参拝に行く時に商店街の中にひときわ行列ができているお店があり、ずっと気になっていたので行ってみることにしました。 再び行ってみたらやっぱり大行列。(何のお店か分からないけど、取りあえず並んでみよう)と主人と最後列へ。 並んでいるうちにお店の正体が判明。「平岡精肉店」というお肉屋さんが作っているコロッケが大人気みたいでした。 あまりに人気ですぐに無くなり売り切れてしまうようで「長い時間待っても毎年食べ損ねてる。今年こそは・・・」って並んでいるお客さんたちの話声が聞こえました。 中には先回りしてお店の人にコロッケの残数を確認し、自分の前に並んでいる客に「あんたは何個買うの?」と順番に訊いて自分が買うことができるのか、確認してる人までいました。 ラッキーにも私たちはギリギリ買うことができ、わずか数人後ろの人は売り切れでした。 「名物激ウマ コロッケ」・・・熱々揚げたてのコロッケは確かに超美味しかったです。 「この次に金刀比羅宮に来ることがあったら、また絶対食べようね。」と主人と話しました。 お正月だから猿回しが来ていました。可愛いおさるさんの巧みな芸を楽しみました。 17時00分 出発 17時50分 善通寺インターから乗る 19時00分~19時40分 福山PA パーキングエリアで休憩し夕食を食べる。 自宅へ到着 久しぶりの夫婦旅は無事に終わりました。 主人はまだどこかへ行きたかったようです。私もそうしたかったのですが、家に居る義父のことがそろそろ気になってきて帰ることにしました。 帰宅してみると義父母は超元気。ほっとしたのと同時に(これならもう一泊しても良かったな・・)と思いました。 旅行の後でたまたま手にした週刊誌(女性自身1月1日・8日合併号)で、今回行った「金刀比羅宮の奥社」と「銭形砂絵」が今年のパワースポットに選ばれていました。 今年は初日の出も拝むことができたし・・・・最強の年になるんですかね? 今回行先を急遽決めたので下調べする時間が無かったのですが、結構楽しむことができました。(金刀比羅宮では奥社まで上がったために、数日間は足の筋肉痛で大変でしたが・・(笑)) でも訪れた場所を後で調べてみると、見落としていた行ってみたい観光スポットがまだまだありました。 奥祖谷には「二重かずら橋」「かかしの里」「観光周遊モノレール」「桃源郷の落合集落」などがあるので、次回行く機会があれば行ってみたいと思いました。 ETC高速料金は・・・早島本線 ~ 坂出本線・・・2270円 高屋 ~ さぬき豊中・・3420円 特割善通寺 ~ 高屋 ・・・2190円 特割坂出本線~ 早島本線・・・1950円 でした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2019年03月01日 23時01分52秒
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