11月3日 がん対策情報センター主催
市民向けがん情報講演会「がん情報のさがし方」に参加しました。
これは、国立がんセンター築地キャンパスが主会場となり、全国17箇所の会場からも
テレビ会議システムで参加できるものです。
私は、一番近い静岡がんセンターに出向きました。
2部構成で、第1部は情報を作る専門家に『がん情報のさがし方』を聞くでした。
前もって、よく聞かれる質問が10題用意されていました。
質問者が、NPO法人グループ・ネクサス 天野 慎介さん
回答者が 東京大学医療政策人材養成講座 埴岡 健一さん と
国立がんセンターがん対策情報センター 若尾 文彦さん のお二人。
ここでは、「インターネットではどうやって情報を集めればいいのでしょうか」について
お答えします。
先ず、公的機関のサイトをご覧になるのが良いでしょう。
国立がんセンターの「がん情報サービス」は、一般の方と医療関係者に区分され、
初心者でも簡単に探せるようになっています。
http://ganjoho.ncc.go.jp/
電話;03-3547-5293
リンクがたくさんありますので、そこから他の機関を探すことも出来ます。
患者会のサイトからは、同病の方の体験談を聞くことが出来、
医師や看護師からは得ることの出来ない情報、同じ悩みを話し合うことが出来ます。
「私はコンピューターを使えません。使えない人はどうやって情報を集めれば
いいのでしょうか」について。
各拠点病院の相談支援センターに行くと、スタッフが必要な情報をプリントアウト
してくれます。
全国に267施設ありますから、窓口の活用をお勧めします。
情報は力だ!と言われるだけに、ポイントは、
自分が知りたい情報・知っておくべき情報を、タイムリーに得ること。
闘病の局面とタイミングに合わせ、その都度情報を得るのは結構難しいものがあります。
また、手に入れた情報が本当に正しいのか・・・よく考えてみることが大切です。
筋が通っているか、信頼できる情報源か、商品の売り込みでないか、注意が必要です。
朝日新聞社記者、上野創さんの「がんと情報」7か条です。