正気であること・大人になること
この土・日は、所属している学会の講演会&ワークショップに参加してきました。とても中身の濃い、良い時間をすごしました。・・・・・・・・・・・・・・私たちは子ども時代に手に入れた、子どもっぽいものの見方、考え方、行動の仕方を、大人になった今でも使い続けている。子ども時代にはそのやり方で成功したかもしれないが、大人となった今ではそれがまわりとの摩擦を生み問題のタネとなって、逆に自分自身を不自由にしてしまう。子どものふるまいから脱却して、真の意味で「大人になること」とは・・・1.自分(の愚かで子どもっぽいふるまい)を知る。2.それを見届ける(そして、「ああまたやっているわ私(笑)」と笑う)3.別のやり方を選択してやってみるそうやって、正気を取り戻していくこと。・・・・・・・・・・・・・・・そう考えると、正気であることとは、なんと勇気のいることでしょう!また、「野心の大きさは、劣等感の深さに比例する」というお話も出て、私は思わずひざを打って笑ってしまいました。(だって、自分のことなんですもん)「正気であるとは何か?それは、人間が不完全な存在であることを認めること」(自分だけでなく相手だって不完全な存在であることをつい忘れてしまって、高い理想に相手を無理やりおしこめようとしてしまいます)ともあれ2日間、たっぷりと勉強できる時間が取れて、満足です。なつかしい仲間たちにも会えて、いろんなお話ができたことも良かった。今年は不況のせいか少し仕事量が減っているので、経済的には厳しくなるけど、その分自分の勉強に時間が取れそう。それもまた、ありがたいことです。