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アダムス家の日常とごはん ~青嵐のブログ

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2009年05月01日
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カテゴリ:小学校生活

この時期、第二の大掃除週間が始まる。

そう、家庭訪問である。


龍一の担任のK先生はまだ若い女性で、

去年まで4年生を教えていた先生だが、

まぁ、父兄とのトラブルが多い先生で、

色々と武勇伝(?)は聞いていた。


子供が好きで教えるのが好きで、

何らかの情熱を持っているとは考えられず

就職で決まったから先生やっています、

という感じの先生だと聞いていた。


去年の父兄達は校長に直接苦情を話したり、

教育委員会の方まで動いたという話を聞いていた。

今回、この先生が担任になるに当たり、

ベテランの男の先生を副担任としてつけてくれたのは

多分、学校側の配慮だと思う。

この男性教師は誰に聞いても評判の良い先生で、

実績・人柄・情熱・そして子供に対してもとても熱心で、

「あの先生がついているなら大丈夫だと思う」

とみな口を揃えて言う。

だが、初めての学級懇談会では

担任の先生は黙って口を閉ざし、うっとりするようなまなざしで

男性教師の顔をじっと見つめていたのが印象に残った。

「先生に任せておけば大丈夫」とでも言いたげな表情で。

そして副担任である男性教師が

自分の教育に対しての考え方を滔々と語っていた。

これは、この男性教師が担任の先生を育てる側ではなく、

自分が主導権を握り、運営して行く方向に走りそうで

またちょと違うと思ったのだが、

これからの行く末をもう少し見ていたいと思う。


とはいえ、あたしは話したこともない先生なので、

先入観を持たないように、と

自分を戒めて望んだ家庭訪問だった。


とはいえ、そんなに話すこともないので

当たりさわりのない話で終始したが

龍一が3年生になってからとてもがんばっている、

という話を聞いた。

確かに、宗二が1年生になり、

龍一がものすごく張り切っている事は感じていた。

そんな龍一が3年になってから児童会の代表委員に立候補した。

そして晴れて代表委員に任命されたのだが、

初めての児童会の集まりの中、

挙手して自分の意見を話したと言う話は

聞いていなかったので驚いた。

「みんな年上の子たちばかりなのに、

その中で堂々と自分の意見が言えるのは感心した」そうだ。

う~ん、がんばっているなあ。

家庭とは違う人間関係を一所懸命構築しているんだな。

そしてもうひとつが

「連絡帳でも算数のノートでも、

とてもていねいに字を書いている」こと。

普段から

「おバカでもスポーツが出来なくても、

字がきれいだとそれだけでとても頭がよくみえる」と

口を酸っぱくして教えていた成果がじわじわと出てきたようだ。

実際、1年生から毎年書き初め大会で入賞しているし、

みんな、龍一が習字を習っていると思っているらしい。


先生が帰ったあと、すごいじゃん、と褒めると

照れたのか「そんなこと、当たり前のことばっかりで

褒められるようなことじゃないよ」と横を向いた。


4月24日

この日は午後から授業参観とPTA総会、

そして学級懇談会があり、

夜からは保育園の新役員の任命式と引継ぎ。

そんなわけで簡単な夕食に決めた。


夕方、旦那が子供達を迎えに行き、

帰ってきた子供たちと一緒に持ち帰ったもの。

0424 プレゼント

「ママ~、お誕生日おめでとう!」

…あっ、   そうか。

花束は、子供達が好きな花を一種類ずつ選び、

花屋の人が体裁よくまとめてくれたもの。

3人からのメッセージカード持ついていた。


そしてもうひとつはあたしの大好きな胡蝶蘭。

胡蝶蘭はグータラな人の方が上手に育てられると聞くが

それが理由で買ってきてくれたのだろうか?

とはいえ、とても嬉しかった。


●ハヤシライス

 久々に作ったが美味しくできた。

●卵サラダ

0424

●雷こんにゃく

 こんにゃくは手でちぎり、

 ごま油を敷いた鍋で

 チリチリ言いながら水分が飛ぶまで空煎りし、

 あとはキンピラを作る要領で味付け。

 唐辛子を入れると美味しいのだが、

 子供も食べるので今回は山椒をひとふりのみ。

●味噌汁

 具はえのきとわかめ。



4月25日

何があったのか忘れたが、

この日は帰宅が遅かったので久しぶりにこんな夕食。

●握り寿司

 それにしてもこんなにお寿司があるのに、

 左側の大きい皿はほとんど子供たちで完食。

 大人は巻き物と煮物をつまみに。

0425

●おでん風煮物

 大根・こんにゃく・ちくわを

 前日からじっくりと煮て味を染み込ませたもの。

●雷こんにゃく

 前日の吉兆。




4月26日

天気もよかった日曜日。

ずっと気になっていた庭掃除をした。

雑草を抜き、土を掘り返しマルチを敷き、

旦那にトマト棚を作りなおしてもらい苗を植える。

そのかたわらでは1週間前から仕込んでおいたベーコンや

味をつけておいたゆで卵やちくわなどをスモーク。

0426 スモーク作り

落ち着いた所で庭を眺めながら一服。

何をした訳でもなかったが満足した休日だった。



●ハンバーグ

 つけ合わせはほうれん草ソテとコーン・

 バターと塩・砂糖で煮たキャロットグラッセ。

0427

●サラダ

●味噌汁

 具は新じゃが芋と新玉ネギ。



4月28日

この日、旦那は打ち合わせ。

あたしも帰宅が遅くなってしまったのでスーパーに駆け込むと

お弁当がたくさん売っていた。

今のお弁当はなんでこんなに安いんだろう?

企業努力と言うならばもっと早くしてもいいのに。

うちでは市販のお弁当は滅多に買わないので

子どもたちはとても喜んだ。(あたしとしては微妙…)

●市販のお弁当

 子どもたちはから揚げ弁当やら煮魚弁当やらお好みのものを。

 旦那には茶蕎麦弁当、あたしはミニビピンバ弁当。

0428

●卵スープ

 なめこがあったので、なめこと卵とあさつき。

 かつお出汁に塩と酒で調味して片栗粉でとろみをつけたもの。

●ニンニクの酢漬け

 いただきものなのだが、業務用なのでものすごく大量。

 ご近所のおすそ分けにした。



4月29日

この日は地元のお祭りがあった。

旦那はお手伝いで7時過ぎには家を出たが、

あたしたちはゆっくりと寝て、11時ころ到着。

旦那が黙って差し出すソフトクリームやらおでんやらを

たらふく食べて、子どもたちは大満足。

そして午後、事件は起こった。

池でニジマスのつかみ取り大会が始まったのだが

着替えを持っていないにもかかわらず

子どもたちは池に飛び込み、

1年間の藻やら泥やらを

その白かったはずの下着にたっぷりと染み込ませ、

とてつもなく生臭い匂いを振りまきながら戻ってきた…


水圧の低い水道で何とか体中洗い帰宅。


その日の夕食はお祭りで持ち帰った数々のおかずで。

旦那は5時から打ち合わせ。


●おでん

●焼きそば

0429

●ニジマスの塩焼き

 龍一が2匹捕まえたものをみんなで。

●水菜のおひたし

●卵スープ

 前日の吉兆。

●ニンニクの酢漬け

●焼肉




4月30日


0430 いただきもの

立派なタケノコをいただいた。

これは早速調理しないと!


●タケノコご飯

0430

●真鯛の酒蒸し

 鯛の子も入っていたのでえのきと一緒に酒を振り蒸したもの。

 簡単で美味しー。

 あさつきを散らしたポン酢で。

●味噌汁

 具はわかめ。



5月1日

●水餃子

 水餃子用の餅粉が入った皮を使って。

0501

●ちくわきゅうり






同じ日に、宗二も家庭訪問だった。

宗二の担任の先生は新任の先生で、

40代後半のとても優しい雰囲気の先生だ。


宗二が保育園から小学校にあがる時、

一番心配していたのは

「この子の個性で学校生活が送れるんだろうか?」

ということだったので

どうなることか、と心配しながら挑んだ家庭訪問だった。

あたしは事前に

「エキセントリックな所のある子」と伝えていたのだが、

「できるだけその個性を潰さないようにしたい」と

おっしゃってくださった。

それを聞いただけで肩の力が抜けたのだが、

そのあとの話を聞いて腰を抜かしそうになった。


「実は、うちの子にとても似ているんです。

うちの子もものすごく風変わりな子で

自分の興味を優先させる子なので学校生活の中では

悩んだり苦しんだこともありました。

子供さえ『今だから聞けるけど育てにくい子だったでしょ?』と

言っています。

でも、自分の興味が向くことに関してはとてもこだわりがあって

その部分を潰しちゃいけないと心がけてきました。」

そしてそれから、その子の進路の話を聞かせてもらったのだが、

「大学の入試の時は本人も少しひるんでしまって

法学部から文学部に変更したんです。

それで文学部が受かったんですけど、

本人がやはり、どうしても法学部を受けなおしたいといって

同じ大学の法科を受験しなおしたんです。

結局ダメだったんですが、

また狙っているみたいですけどね。

『俺、こんなに勉強したのは生まれて初めてだ』って

言っています。」

先生の目が少し赤くなっている。

きっとこれまでの日々を思い出しながら話してくれたのだろう。

その目にはこれまでの苦悩や逡巡が浮かんでいる。


「う~ん、すごいですねぇ。」

そう返事をしたのだが、

はじめに受かった文学部、というのは

日本の最高学府の中でもトップとして知られている大学だった。


宗二がその子と同じようになるとは思っていないが、

実際に育て上げた人の言葉はあたしに勇気を与えてくれた。







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最終更新日  2009年05月12日 17時49分26秒
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