光圀の西山荘

2009/01/11(日)00:25

09/006 麺処 くるり:味玉みそらぁめん大盛

ラーメンの食べ歩き:新宿区(186)

 ようやく研究できる土曜日が来たが、今月で最後の作業できる土曜日だ。なぜなら、来週からセンター試験、定期試験のアルバイトに入るからだ。つまり、土曜日だけではなく、平日もアルバイトいっぱいだから、一月で自分の研究ができる日が少なくなるね。そこまでアルバイトをしたくないが、生活のためしょうがない。  とりあえず研究室に行く前に食事だね。しかし、出かける前に店を決めていない。学校エリアもしくは食後に電車一本で学校へ行ける場所へ行きたいが、時間的に、選んだ店によって行列に巻き込まれるもしくは長い時間がかかって開店時間を待つ可能性がある。  そこで、総武線に乗り換えて、飯田橋を降りて、「麺処 くるり」へ。市ヶ谷から近いけど、飯田橋から歩いていってもいいところにある。確かに忙しいのに、行列が恐ろしい上で回転がよいとも言えない。開店20分前に到着する時間を考えれば、行列に巻き込まれるかもしれぬので、「麺処 くるり」へ行くのが無謀だと思われるけど、そういう時なら飯田橋エリアで11時開店のほかの店へ行くこともできる。そのため、開店5周年記念以来の訪問を決めた。  10時40分以前店に到着したがすでに先客6人が並んでいた。先頭の方向を確認してから並んだ。よくみれば、昔店頭でかけてある「くるり」の看板もなくなった。こうなったら知らない人は通りかかるんじゃないか。と言っても、店頭の前に並んだ行列が徐々に長くなってきて、大塚店主が定刻で開店した時20人ぐらいになった。久しぶりだ。って、随分痩せたみたいだ。  7席なのでギリギリ一巡で入店できた。食券機から「味玉みそらぁめん大盛」の食券を買って、スタッフに渡してから着席した。辛味つけそばは未食だが、やはり冬だからみそらぁめんを食べたい。昔大塚店主が1人でやっていた時、いろいろなことが起きたらしい。とりあえず、カウンターの接客をスタッフに任せたため、大塚店主は専念に麺作りができたようだね。  入店15分後麺を提供した。ここのみそらぁめんはまさに東京的味噌味の代表格だ。くるり以来、トロトロした濃厚な味噌味を提供したお店も増えてきたようだ。野菜がさらに多めにすれば、外見は二郎風に見えるんじゃないか。  スープを飲めば、相変わらず濃度と粘度が高いことがわかった。昔なら1ヵ月2回ぐらい訪問した時もあったが、最近めったに来れないので、毎回訪問した時いつも濃度が高くなったような感じがしているけど、本当かどうかわからない。ただし、濃度と粘度が高いと味わえば、味が安定している印でもあるんじゃないか。背脂も結構入っているが、麺で絡めないと見えないぐらいな細いものだ。まったくしつこくない。これも背脂の質がいい印かもしれぬ。三河屋製麺による平打ち風の太麺はコシもあるし、絡めもいい。食感は五周年記念の時に比べていいと思う。その時やはりわざと固めに茹でたんじゃないか。って、麺の質がいいし、大塚店主の腕前もいいので、わざと固めに茹でなくても美味しいと思う。  食べれば食べるほど、ネギの上でかけていたラー油をスープに溶かして食べる。スープ自体が濃厚なので、味の変化が楽しめる。元々くるりの味噌スープは味噌味より動物系スープのほうが強いほうだ。これもめったにないタイプだ。純連のほうが好きな人もいるけど、わしはくるりのほうも好きだ。  相変わらず美味しかったね。さすが東京的味噌ラーメンの代表格のお店だね。大塚店主1人で麺作りするから、長い行列って大変であろう。ご馳走さま。

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