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これも、先日の葬儀関係の話。
私は段取り係をしていたので、いろんな役を人に頼んでいた。 その役の中に、弔電を読み上げる役がある。 これを、23歳くらいのいとこに頼んだ。 彼は全くはじめての経験なので「あ、そうすか」って感じで引き受けてくれた。 ところが・・・・・ これを近くで聞いていた母親は「いや○○(息子のこと)はそんなことできないから。無理だから」と勝手に決め付けて、誰かに代わってもらおうとしていた。 「バカもーん!!!!」と怒鳴りたい気持ちをこらえて丁重に説明したが、一体なにを考えているんだか「他に誰かいないの?」である。 やることは電報を順番どうりに読み上げるだけ。 学校で英語の文章を読まされるよりは、よほど簡単だ。 逆立ちしてもできる。 事情があって、彼には別な係りをしてもらった。 もちろん、ちゃんとこなしてくれた。 これは他愛もない事例かもしれないが、似たようなケースはゴマンとある。 なぜ、やってもみないうちから「できない、無理だ」と親が決め付けるんだろう? それを近くで聞いている子がどんな気持ちになるのか考えられないのだろうか? 1つの経験をすれば、次がらくだし、自分の肥やしは増えていくばかり。 そして、間違いなく、少しづつ成長していくはず。 たとえ親でも、その子の可能性や成長を阻む権利も資格も義務もないはずである。 私はそんなのが大っ嫌いだ。 失敗しても、間違っても、その子が「やる」「やりたい」と言ったことはどんどんやらせて、経験値をあげる後押しをしてあげるべきだ。 こういうバックアップをせずに「うちの子は・・」と嘆いている方には是非、再考して欲しいものだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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