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カテゴリ:症例
昨日、このような症状で来院された女性がいました。
夜中、頭痛で眠れなかったそうです。 肩こりもひどいということです。 初回(昨日)、背中、肩、首と、上半身が張っていました。 「施術台にまっすぐ寝てください」と仰向けになっていただきましたが、左に流れています。股関節の可動域も狭く、右を横に倒すと、左の骨盤も持ち上がります。 このことから、股関節調整と上半身の張りをとる施術をしました。風邪で鼻が苦しいというので横向きでの施術です。 関節を軽く静かに揺らす手法で、だいぶ張りがほぐれました。 仕上げの後頭部のつまりを開いていくと、すやすやと眠ってしまいました。 施術後はだいぶスッキリしたようです。 連続して、今日(2回目)も施術をしました。 なるべく負担をかけないように、弱い刺激での調整です。 体には強い刺激は負担となります。しかも余計緊張して、筋肉がほぐれにくくなります。 弱く、静かな刺激が効果的です。 日常の姿勢を指導して今日で終了としました。 本人は、予防とケアのためにまた来たいと言っておりました。 頭痛を訴える患者さんが多くいらっしゃいます。 たいていは初めに病院に行って、画像診断を受けますが、まるで医師のマニュアルでもあるのかのように「肩こりです」と言って終わり(薬もだすようですが)。 で、うちに来て筋肉を緩めるとスッキリしたと治ります。 先日びっくりしましたが、大したことのなさそうな症状(ちょっと休めば回復するような症状)でもひとたび医師の診察を受けると(たいていは何らかの機械を使う)検査をされます。 で、支払うときにびっくり・・・!! なんと、自己負担で4~5千円もするのです。医療費総額はもちろん一万円を超えています。 保険が効くといっても、この値段。そして、半分以上の医療費は国民が支払っている健康保険です。機械を使わないで検査できれば、いろんな医療費がもっと安くなるのにな。予防医学がもっと普及すれば、さらに医療費が安くなるのにな、と少し考えてしまいました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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