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カテゴリ:自然形体療法
自然形体療法では、靭帯の緩みが原因で症状が出ている場合はサラシを巻きます。
靭帯の緩みは器質的な疾患なので、すぐには治りませんし、手技では効果がなかなか出ません。 しかし、サラシを巻くとその場でらくになります。 今も通院中ですが、なかなか治らない腰痛患者さんがいました。 パチンコ店勤務なのですが、仕事中の中腰姿勢の時のみ痛みが出て、それ以外はなんともありません。 なので、その治療に考えあぐねていました。 そして、先月の研修会でその患者について、詳しく説明し、質問したところ、治療を続ければ基本的に治るのだそうですが、「仕事中だけさらしを巻いてみて下さい」とのアドバイスを受けたのです、そう患者さんに伝えました。 結果は・・・? 見事良好です。 これで、自然形体を学んで治せない症例はゼロです。 この患者さんは諦めずに来てくれた結果です。 ある意味、自分の力で治したとも言えると思います。 症状がひどければひどい分時間がかかりますし、1回わずか○○分の治療におんぶにだっこではなく、患者さん自ら治す努力をしなければいけません(自分の体ですからね)。 なかなか治らない症例であっても、「必ず抜け道はある」という師匠のアドバイスにも助けられました。 さらしはこんな時にも使えるんですね。 毎日が勉強です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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