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世界漫歩

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November 24, 2006
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カテゴリ:世界漫歩

2006年8月2日(水)

ゴルナーグラート(3090m)から、一駅下のローテンボーデン(2815m)に降りる。
モンテローザから遠くなり、マッターホルンには近づいた。

山を仰ぐ角度が増し、雲の薄いヴェールをすかしてのマッターホルンは、ますます神秘さを加えている。

1865年ウィンパーは、人類未登頂のマッターホルン初登頂に成功した。
しかし、輝かしいマッターホルン初登頂の成果の帰りに、悲劇が待っていた。
同行7人中4人が、山から転落して死んだのだ。

原因は、まず一人が転び、ザイルでつないでいた4人が、それに引きこまれたことである。
最初に前から二人目が転んで、一番先の人を突き飛ばし、この二人の落下衝撃を三人目が一人で受けることになって、三人目も転落し始める。

三人目と四人目の間のザイルに、あってはいけない弛みがあったのだった。
四人目は、その弛みのために、大きなショックを受けて持ちこたえられず、やはり転落を始めることになる。

それでもまだ三人が残っているので、しっかり踏ん張れば持ちこたえただろう。
そこで、問題が起こった。

四人目と五人目を結んでいるザイルが、切れてしまったのだ。
このザイルは、現在もツェルマット山岳博物館に、破断箇所をそのままにして、飾られている。

この写真は、「ソフィさんの旅行記」
http://4travel.jp/traveler/katase/
に出しております。
上記アドレスをクリックすれば、見ることが出来ます。

スイス写真集の7月28日「チューリッヒまで」、7月30日「氷河特急」、8月1日「カンデルシュテークまで」の記事は、「片瀬貴文さんの旅行記」
http://4travel.jp/traveler/takafumi/
をご覧ください。





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Last updated  November 24, 2006 04:26:47 AM
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