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カテゴリ:日本を歩く
2008年8月20日(水) ホテルから酸ケ湯まで、歩いて10分足らずの道のりである。 峰をかすめる雲の動きに、山の大きさを感じながら、硫黄臭がたち込める「じごく沼」のほとりを歩いてお湯に通うのも、ここでなくては味わえない自然の味だ。 先日集まった世界の環境大臣たちは、このような感興を味わったのだろうか。 酸ケ湯の、おおらかな男女混浴風景も、ご覧になれなかったに違いない。 治安責任者からすれば、VIPが自由に動くことができる空間をつくることは、非常な困難がともなうのだろう。 テロ社会は、いろいろな拘束を生んでいる。 今日の日程につきホテルの人と相談し、「ねぶたの里」と「三内丸山遺跡」を訪ねて、青森まで下ることにする。 時間があれば、遺跡の隣にある「県立美術館」も訪ねたい。 シャガールの巨大背景画や、棟方志功の作品があると聞く。 青森に向けての国道、雨に煙るブナ林の緑が美しい。 「ねぶたの里」には、ねぶたが飾られていた。 ここで毎日何回か行われるミニねぶた祭りの行列には、誰でも参加できるそうだ。 北国の短い夏が終りに近く、大地に満ちたあふれたエネルギーが爆発するように、掛け声が空間にとどろきわたる「ねぶた祭り」は、私が一番好きな祭りの一つである。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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