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テーマ:韓国(45)
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2009年12月23日(水) 綺麗なクリスマスイルミネーションを見物にやって来た、ソウルの中心街、ロッテホテル。 渋滞に巻き込まれ、ようやく近くにまでやって来た私は、ホテルが見えてきたところでタクシーから降りた。 すると私は、思いがけない見事な光のページェントに、「ウォ~~ォ!」と歓声を上げていた。 そこで直感したのは、この国のエネルギーであった。 「今ソウルの街には『世界デザイン首都ソウル』という表示がたくさん見られる。都市デザインで世界一流になろうというのだ」 「ソウルだけでなく、(韓国)各地の自治体PRにも『世界一流』とか『世界の中心』とか『世界に広がる・・・』といった標語が目立つ」(以上産経新聞オピニオンページ「からくに(韓国)だより」黒田勝弘ソウル支局長) 国の勢いを示すために、経済指標をはじめ福祉や教育やと、数字が示されることが多い。 しかし数字は結果であって、勢いはその国の社会全体に広く生まれ内蔵される、数字では示されない合意のようなものと考える。 今年の早春に訪ねた広州でも、ソウルで感じると同様な、魂の火照りのような空気を感じたものだった。 日本でも、明治時代には、「坂の上の雲」に書かれた勢いがあった。 しかし同じ人が「日本はもう峠を越えた。これからは美しく老いることだ」と言ったと聞く。 だが私は、生命には峠があってはならない。 人生は死の直前まで、常に発展し続けるものと考える。 今の日本が老化したとすれば、進化しつつある世界の人間社会に対する関心・責任感を失っただけではないだろうか。 もしそうならば、人間社会の一員として世界への関心を取り戻せば、それで若返るだろう。 中国や韓国など、日本の隣国たちを訪ねているうちに、彼らの勢いに対する魂の火照りから、人間の将来に対する関心も芽生えるのではないだろうか。 こうした一種の感動や興奮は、旅にとって最高の発見なのだ。 メインブログ「ソフィーさんのマイページ」(写真6,550枚 1,600記事)、 http://4travel.jp/traveler/katase/ スイスの写真が美しい「片瀬貴文さんのマイページ」(写真2,400枚 600記事) http://4travel.jp/traveler/takafumi/ 故郷の思い出ほかブログの作成日順に並んでいる「片瀬貴文の記録 1,700記事」 http://blog.alc.co.jp/d/2001114 (片瀬貴文) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
March 24, 2010 03:15:30 PM
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