世界食堂(世界の食を食べ尽くす)

2005/07/07(木)08:53

ノパルを食べてダイエットノベルを書こう!

メキシコ料理(3)

サボテンといえばメキシコ。 メキシコといえばサボテン。 メキシコとサボテンは切ってもきれない関係がある。 うだるような暑さの中、広い大地にそびえるサボテン達を見ると、 その姿に少し笑ってしまう。 今日は、そんなサボテン、ノパルを食べるのだ。 「え~サボテン?そんなもの食べれな~い!」 と言う前にちょっと読んでほしい。 ノパルはサボテンの一種。日本名はウチワサボテンだ。 ノパルは食用目的で栽培されている。 その高さは、1メートル以上にも達する。 このノパルのとげを丁寧に取って、皮をはぎ、 表面を焼いてから、薄く切って食べるのだ。 ノパルの代表的な料理は、 「エンサラーダ・デ・ノパリートス」 ノパルとタマネギ、トマト、コリアンダーなどと共に混ぜたサラダだ。 メキシコでは、代表的な料理でいたる所で食べられる。 また漬物としては、 「ヴェラクルス ノパリートス」 ウチワサボテンの酢漬け。ピクルスだ。 普通のピクルスとして使える。 ノパルのステーキもある。 塩とライムをすり込んだノパルを、焼き上げた料理だ。 さてこのノパルの味は少し苦味があって、あっさりしている。 ヌルッとしていて、噛むとコリッとした食感がある。 日本のワカメなどの海藻に近い感触と思っていただいていいだろう。 実はこのノパル、健康に非常に良い。と言われている。 繊維質が豊富で、ミネラル・ビタミンも豊富に含まれいる。 特に血糖値を下げる効果があると言われ、糖尿病に良い。 さらに、コレステール値を下げたり、整腸、動脈硬化にも良い。 胃にもよいことから、口臭予防にも効果がある。 免疫力も高めるから、ガンにも聞くのだ。 さらに日焼けによるシミを防ぐとも言われる。 すごいサボテンだ。 その秘訣は、ネバネバの粘液部分に含まれている「多糖体」にあるらしい。 ただし、詳しいメカニズムは専門家に譲る・・・ ちなみに、ノパルはアステカ時代から食べられていたらしい。 ノパルを食べながら、広大な地上絵に思いをはせるのもいいかもしれない・・・ ヴェラクルス ノパリートススライス(サボテンの塩水漬け) 800g

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