新米こしひかり
普段何気なく毎日食べている御飯。湧き水と空気と寒さと手間と・・・・・・諸々の自然の恵みの賜物で、どんなに贅沢をしているか分かる?!貴方が羨ましい、本当にありがとう!毎年新米のとれたてを楽しみにしている友達の、電話での第一声がこれでした。今年は、半日掛けて湧き水をペットボトルに20本汲んで来て、贅沢に新米を炊いて見たんだそうです。感動も良いけれど山奥での生活は、便利な都会で暮す人には我慢出来ない不便さが洩れなく付いて来るのよ!平地のお米より小粒だし、収穫量も少ないし、大型機械化出来ずに手作業が多いし・・・・それでも出荷価格は同じだし、割りに会わない分美味しい筈、当然よ!!農作業経験の無い友達は、そこで絶句してしまいました。過酷な労働を強いられて来た昔から比べれば大分楽に成ったとは言え、専業で無い分休日返上の日々は辛く、やっぱりキツイ労働です。でも、折角大自然に囲まれながら心の余裕すら持てずに暮す自分に気付いた一瞬でした。大らかな心が今の私に必要と、友達との会話より得られました。ごめんね、そしてありがとう!