後10日でクリスマスです。クリスチャンにとって、1年で一番忙しい時です。なんで忙しいかというと、クリスマス関係の集会がいっぱいあるから。例えば私が行っている教会でも、子供のクリスマス会、クリスマス礼拝、クリスマスコンサート、キャンドルサービス(この「サービス」は礼拝という意味で、ロウソクの明かりで礼拝をします)、などなど。12月の土日は教会の予定で埋まっていきます。
子供の頃から教会に行っていると、世間一般のクリスマスのイメージ、「恋人と過ごす日」や「クリスマスと誕生日は一人で過ごすなんてイヤ」「ホテルは予約でいっぱい」「プレゼントはブランド品がいいの」というものが理解できない。
お願いだから、教会でクリスマスを祝って下さい!
「クリスチャンじゃないけどクリスマスは教会に行きます」という人も増えてきて、これは嬉しい。
クリスマスは英語で書くとCHRISTMAS。これは「CHRIST」と「MAS」を合わせた言葉で、「CHRIST」はキリストで「救い主」という意味、「MAS」は俗に「ミサ」と言われるもので「祭り」というような意味を持つ。
テレビ「トリビアの泉」で「「X'mas」という表記にアポストロフィをつけるのは間違い」というネタがあった。内容は「Xと書いてあるのは正確にはギリシャ文字の「χ(カイ)」で、これ一文字でキリストという意味がある。だから省略を意味するアポストロフィーは必要ない」というものだった。
20年近く前、NHK「クイズ面白ゼミナール 」という番組では真逆のことを言っていた。「キリストという言葉をギリシャ語で書くと頭文字がエックスに似ているからX'masと書くようになった。後の文字を省略しているからXmasは間違い」というものだった。
さて、どちらが正しいのか? 私は「面白ゼミナール」を支持します。