響太のひとりごと

先日、妻と母と３人で夕食を食べに行った。和食のお店で、一品料理を数点注文し、３人で分け合いながら食べた。出来上がった料理から次々運ばれてきては食べていたのだが、鶏肉料理と豚肉料理の２品が来なかった。注文が入ってから焼き始める料理なので時間がかかるのだろう、と思って待っていたが来ない。そのうち腹もふくれてしまったので店の人を呼び、「注文しているこれとこれがまだ来ないんだけど、もしまだ調理前なら注文をキャンセルして」と言った。アルバイトと思われる男の子は『確認しますので少々お待ち下さい』と言って厨房の方へ行った。しばらくしてフロアマネージャーのような女性がやってきて『申し訳ありません、今日はちょっといろいろあって今焼き始めましたので』とのうたもうた。

私「え、ちょっと待って。おかしいでしょ、それ」
女性『ええーと、そうですね』
私「注文してかなり時間が経っているんですよ」
女性『そうですよね、ええ、調理を忘れていました。ではキャンセルしますか？』
私「ええ、キャンセルして下さい」

そんなやりとりがあった１０分後くらいにその女性が

『鳥の一枚焼き、お待たせ致しました～』

とやってきた。

・・・・・・一瞬の沈黙

私「あれ、この注文、生きちゃったの？」
女性『そうですよね、私も厨房で言われるまま持ってきてしまいましたけど、キャンセルされましたよね？』
私「ええ、しました」

美味しそうに焼き上がった鶏肉は下げられていきました。あの鶏肉はどうなるんでしょうか？　次の客に出すのかな。

「おれによこさんかい！」

響太、ちょっと顔が怖いぞ。 

会計を済ませた私たちにその女性は平謝りで、見送りまでしてくれました。

満腹になってしまったので私たちにとっては結果的には料理がキャンセル出来て良かったのですが、安い店ではないのでサービスはしっかりして欲しいものです。

おまけ

疲れている方へ～　
　　癒しの画像です

どないだ？