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2022.07.24
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カテゴリ:22年7月
7月第4回‘テスカトリポカ’


2021年上半期 第165回直木賞受賞作。つまり1年前の直木賞受賞作。今年はもう先日、窪美澄さんの‘夜に星を放つ’が直木賞受賞のニュースがあったばかり。借りたい予約を出してから借りられるまで半年かかって読めました。人気作。

なかなか私には苦戦系の小説。とにかく知らない情報(特に闇社会の話は全然)がギッシリ詰め込まれた内容で頭が付いていかない。直木賞選考時少し問題となったと聞いた暴力の場面も確かにグロいのですが、私に想像力がないため私にはリアリティに欠けてて、なかなか小説の世界に入りづらかった。この辺りは読み手を選ぶ作品なのかもしれません。(スプラッタームービー好きなら入りやすいのかも。)

とにかくよくこんなに情報を詰め込んだなという印象。どうやって取材して情報整理してここまでの小説を書きあげたのだろうと感心する。

ただ、読み終わっての印象は、前半から中盤にかけての登場人物たちの背景内容があまりのボリュームがあるのに比べ、後半から結末までが意外にあっさりかなと。もっと後半の物語が(どうすれば良いか私にはわからないですが印象として)長く深くあっても良かったのではという気がしました。(読み始めた時は、また最後の舞台はメキシコに行っての抗争になるのかな...なんて考えてたもので。)

こういう話で何を真理として得られただろう...と考えましたが、何せ情報が多いし、私の頭では付いていけなかったので、そこまで掴み切れなかった。再読すれば気づきがあるかもしれないけど、すみません、再読する頭の体力が私にはないかな。


テスカトリポカ [ 佐藤 究 ]





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最終更新日  2022.07.24 11:12:13
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