5月第3回‘科学がつきとめた「運のいい人」’
5月第3回‘科学がつきとめた「運のいい人」’なかなか借りる順番が廻ってこなかった人気の本。こういう内容の本を求める人は普段自ら「運の悪い人」と思っているからかも。そういう人が多いようだ。まあ、私もそういう思いがちょっとあるから借りてみようと思ったのですが...。内容はとにかく乱暴に言うと、自らを信じて目標に向かって前向きに冷静に持続性をもって行動し気持ちに余裕をもった大人になりましょう...(かなり乱暴に書き連ねてみました。)そういう姿を持てば自ずと‘運’が良くなるかもしれない...断言はできないけど...というところなのかな。なかなか納得できる内容で、納得ということは日頃私でもこうありたい姿だと思っているからで、割と以前から言われているようなことが多かった気がする。ただ、それを中野さんは専門の知識を加えてわかりやすく指南しているから、読みやすく人気の本となっているのだろう。いろいろ自己啓発の類の本を読んできて、似たような内容があったと思うけど、今、これを読めばまた(自己啓発類の本を読んで得た知識、考えの)振り返りにもなるし、自身の甘かった部分も見えてきて良かったように思う。読みやすいので、さらーと読めちゃうのはまずいかも。私は大体自己啓発の類の本は、読んだその時はなるほどと思ってしまうのだけど、すぐに忘れてしまう。本書で中野さんが指摘している‘脳は飽きっぽい’というところを正に行っている。だから、運がいい人と言えない私なのだろう...(これ、そう思うこと自体NGだそうですけど、思っちゃうんだよなぁ。まあ、この年までなんとか生きてきているというだけで、私は運のいい人...と思わないといけないのかも。←これもそう思えということなのですけど。)新版 科学がつきとめた「運のいい人」 [ 中野信子 ]アフリ広告の帯を見て、そうそうこういうことと思った。運がいい、悪いは結局自分次第。自分が自分の行動、その結果について、(他人の成功と比較するわけでなく、自らの幸せの基準を設定して)どう思えるか、後悔しないように日々努力しましょう...ということが大事。