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人間について研究中 

人間について研究中 

★ドーパミン

神経伝達物質としてのドーパミン

『脳内物質ドーパミンのはたらき
財団法人東京都老人総合研究所自律神経部門
研究室長 青崎 敏彦』

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『ドーパミンはどういうときに出るのか?』


ドーパミンは脳内ホルモンの1つで快感や意欲を作るホルモンです。

前向きに爽やかな気持ちになってドーパミンを分泌しよう
ドーパミンの“生きる意欲を作るホルモン”

ドーパミンはどういうときに出るのか?
 脳の中にはおよそ1兆個の神経細胞があり、なかでもドーパミンにのみ反応する神経が存在します。この神経を「ドーパミン作動性神経」と言うのですが、この神経は快感を伝達する神経といわれています。ですからドーパミン作動神経は主に快感を感じたときに活躍する神経であり、逆にいうとドーパミンを分泌させること=快感を得ることといえます。

 よしがんばるぞ! という意欲が出ているとき、誉められて気分が爽快のとき、合格して喜んでいるとき、絵を見て感動しているときなどにこのドーパミンが多量に分泌されます。

 人間はドーパミンを分泌させることを目的として生きているようなもので、ドーパミンの“生きる意欲を作るホルモン”といわれる理由がここにあります。


ドーパミンが多量に出ているとお腹がすかない
 ではこんな情景を想像してみてください。映画を見てとても感動しているとき。スポーツの試合をしているとき。自分の好きな趣味に夢中になっているとき。好きだよと告白されたときなどなど。こんなときには脳内でドーパミンが多量に分泌されていますが、このときにお腹がすいたと感じるでしょうか? もちろん集中力が切れたときは別ですが、それらに神経が集中していると空腹感を感じないことに気づくはずです。つまり人は快感を感じているとき、精神活動が活発に働いて物事に集中しているときは空腹感を感じないのです。




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