カテゴリ:日常
一昨日の続きになるが,水球ってマイナーなスポーツをご存知だろうか?僕は高校時代,明けても暮れてもこればっかりの生活を送りました.小学校から中学卒業時までバリバリの体育会系クラブのサッカー部だったのだが,公立進学校のサッカー部が軟弱なのを見てなんか厳しそうなクラブを選んだのでした.それが水球部.進学校だから大したことないと思ったのが大間違い,昔の軍隊はこんなのだったかと思えるくらい根性練習の毎日.朝練,昼練,放課後練の毎日で,学校はよくサボったけどクラブはまったくサボらなかった.映画が好きだったので午前中授業をスキップ梅田の映画館に行き,放課後のクラブに間に合う様に登校,先生に見つかっても何も言われないおおらかな校風でした.体育の授業で小指の骨を折ったときも,その日は練習をしてあまりに腫れ上がっているので病院へ,レントゲンを撮って貰ってギブスをしてそれっきり通院せずに練習を続けてました.さすがにボールは触れなくて数週間,立ち泳ぎと水泳パドルに手をくく」りつけて競泳の練習をしてました.母親いわく「指10本あるからかまいません」って申し訳なそうにしていた顧問の先生に言ってました.
結局思うのだけど,その後の人生ってこの高校時代の水球の遺産な様なもの.これほど無理してこれほど下から積み上げて苦労した結果,全国大会出場とか成果を上げたことはないから.大学受験とか公務員試験とか留学とか,社会人経験とかこれに比べたらまあ軽い.負荷は10分の1くらいかなあ.自分の子供にもこういう「異常負荷」体験をさせてやるのが親の務めかなって思うくらい.そうだ,社員にさせてやるのも経営者の務めか? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
May 24, 2005 09:42:14 PM
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