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環境機器株式会社の社長フィロソフィー日記

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Juni1965

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Jun 7, 2005
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カテゴリ:経営日記
先日社内営業会議を開いた時に同時に当社の仕入れ先メーカーの方も参加していただいた.主旨は勿論,このメーカーの商品を販売するための販売促進なのだが,今回はちょっと変わった展開になってしまった.と言うのもメーカー側に諸般の事情があって当社がひたすら拡販してもらうと困るという面だけが強調されてしまって,まるでやるなと言わんばかりであった.わざわざ当社の営業会議でネガティブなことを言わなくてもいいんだろうと思うのだが,言葉のあやと言うかはずみと言うか,なんだか逆効果になってしまった.同じことでも,「色々障害はあるが,出来る限り協力するので一緒に頑張りましょう」というのと,「色々障害があるのでやるにしても当社は100%協力できませんよ」というのでは,実態は同じであっても伝わり方はまったく逆になってしまう.言い方って怖いですね.まあ当社の営業担当者も現実はわかっているので,勿論拡販努力はすると思う.ただ何だかなあってことである.

僕は大嫌いなのだが,実際当社の中でもそういう後ろ向きな反応がないとは言えない.「それは取引慣行からして無理です」,「出来る訳ありません」,「絶対無理だと思います」なんて聞かされると頭をはたきたくなる.何が無理なのか,不可能なのか,どういう条件で無理なのか可能なのか,「無理」という最終ワードを言う前に5回はなぜそうなのか遡って考えて欲しいと思う.「この商品は受け入れられないと思います」,「何故?」,「値段が高いから」,「何故値段が高いと売れない?」,「コストパフォーマンスが悪いから」,「ではパフォーマンスが高いことを証明すれば売れる?」,「証明しても理解して出来ないと思います」,「やってみた?」,「まだやってみてません」,「ではやってくれ」,ということに大抵はなるのだと思う.僕は負けず嫌いだからか,絶対無理って言えない.どうすれば出来るかをいつもとことん考えてしまう.大体の場合,とことん考えて努力してそれでも駄目だったってことではないと思うんだけど.

消極的な対応に付き合うのは疲れるけれど避けられない場合もある.粘り強く説得していくのも,仕事の一部かなとは思ってますよ.








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Last updated  Jun 7, 2005 11:10:52 PM
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