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環境機器株式会社の社長フィロソフィー日記

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Juni1965

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Oct 11, 2005
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カテゴリ:経営日記
昨日は体育の日で祝日と言うのに,顧客企業の名古屋支店落成祝い兼研修会に担当者の堀内係長と出席した.見学会の後,近郊の長島温泉で研修会である.各部の計画や決意表明がなされた後,僕が記念講演の講師(!!)としてまた1時間半も話をさせていただいた.

この会社の課題も「脱・白蟻駆除業」である.どういう訳か最近はこのテーマで「事業再構築」とか「事業再定義」とか話をさせてもらうことが多い.どこの業界でも同じだと思うのだが,事業領域はどんどん変化していくもので,白蟻駆除業も家の構造が強固になったり,防除薬剤が進歩して本当に白蟻がいなくなったりして(良いことだが),必ずしも未来永劫と白蟻駆除の実需がある訳ではない.実際に需要は減少傾向であるし,だからこそ白蟻駆除業界の人々も今のうちに業態転換を検討しているのだ.

他の業界でも,例えばカメラ業界などは,まずはフィルムカメラはデジタルカメラに置き換えられ,フィルムメーカーなどは軒並み苦戦である.ではデジカメ業界が勝者かというとそうではなくて今度は画素数競争,価格競争と来て更には携帯電話に組み込まれるとカメラは単なる「データ入力部品」になってしまっている.この間10年も経ってない.家電のシャープは今や「液晶のシャープ」だし,肩が凝れば,これまた10年前にはなかった駅前マッサージ屋が沢山出現している.事業分野は変遷するのが当たり前なのだと思う.

振り返って白蟻防除業界も害虫駆除業界も,基本的には一業務としては残るのだろうけど,業界としては(望むらくは発展的に)なくなっていくものだと思う.何かのついでの一作業であったり,例えば工務店がついでに作業してしまうようになる.こういったことをまさにその業をやっている人に面と向かって言っているのだから僕も僕だと思うが,実際トレンドはそうなっていて,しかし同時に変化に伴うチャンスが沢山あるのだからまんざら悪い話でもない.

変化はチャンス,一体どれだけの会社がこの機会に本当のリストラクチャリングを行って伸びていくことが出来るのだろうか.





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Last updated  Oct 11, 2005 11:15:54 PM
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