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環境機器株式会社の社長フィロソフィー日記

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Juni1965

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Jan 4, 2006
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カテゴリ:経営日記
昨日は当社のキーワードとして「3つのS」について書いたので,今日は「3つのC」について.これは「コミュニケーション(Communication)・クロスオーバー(Cross Over)・コントリビューション(Contribution)」の頭文字である.

一つ目の「コミュニケーション」はその通り,いわゆる「報告・連絡・相談」を徹底することである.数年前の当社はこの社内コミュニケーションが余り行われない文化があった.個々の営業担当者が何をしているか誰も知らないし,横の連絡,縦の連絡が不十分であった.これをIT技術を駆使することで,皆が必要な情報にアクセス出来また横のつながりを強化するために日報システムを強化していった.今では大分と情報共有が出来てきたと思う.それでもまだまだ(様々なレベルからではあるが)一方的発信に留まっている感があり,これを単なる「報告・連絡」という「情報共有レベル」に留まらず,共有した情報を基に皆で知恵を出し合う「議論のレベル」にまで高めるのが当面の課題である.

二つ目の「クロスオーバー」は,一応形の上ではある職責や部門割りを越えて,クロスオーバーしながら会社の共通目的に協力しようという考え方だ.当社の様な小さい会社でも,大企業病の様に部門間の縦割りの問題とか,他の部門や担当者の問題を横目を見ながら他人事の様に捉える風潮がある.これを部門や職責という垣根をクロスオーバーして我が事のように(実際「我が事」なのだが)一緒に問題解決に当たりましょうってことだ.大体中小企業は誰でも一人何役もやらないといけない.中小企業で縦割りの仕事って本来ありえないのだ.仕事が出来る人に仕事が集まる法則があるけど,どんどん出来る人は自分の仕事を増やしていって欲しいと思う.これがクロスオーバーの考え方だ.

三つ目のコントリビューション(貢献)は,会社の共通目標に対して自分はどういう貢献が出来るかと言うことを常に考えるということである.嫌な仕事も貧乏くじを引いたと思わずに,自分が出来る貢献と捉えて前向きに取り組んで欲しいと思う.上にも書いたが仕事が出来る人は,結局会社に対する貢献度が大きく,またどんどん仕事が集まってきて更に貢献が大きくなるものである.僕としてはそういう貢献を正当に評価して経済的にも報いて生きたいと思う.余談になるが,当社の目的の一つに「業界で一番給料の高い会社」にするというものがある.一人一人の生産性を高める仕組みづくりをしっかり行い十分会社に貢献してもらって,十分給料でも報いていくという良い循環を保っていきたいと思っている.バブル以降の経済調整期においては,リストラやら給料カットなどが進められたが,結局優秀な人は薄給では会社にいないものだ.貢献してもらえる人を業界で一番の評価で報いる,これを目標に今年も頑張ろう.

この「3つのS」もまだまだ使えるなあ.少しずつ達成できて来たがまだまだと言えばまだまだ.皆さん,キーワードを胸に頑張りましょうね.





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Last updated  Jan 4, 2006 01:06:53 PM
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