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環境機器株式会社の社長フィロソフィー日記

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Juni1965

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Sep 14, 2006
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カテゴリ:経営日記

それにしても,会社の経営というものは日々の業務を淡々とやるだけでは駄目らしい.社長の考えていることが社内に伝わらなくなり,小賢しいNO.2がのさばってくるようになると,ライバルと戦う以前に内部崩壊である.どの会社でも一人一人の社員は,そんな経営的なビジョンは持っていないものの,結構真面目に考えて働いているから,経営者がフラフラしているといい迷惑である.

僕は幸いにして,「ビジョン」とか「計画」とか「何か新しいこと」が大好きだから,とりあえず「展望」には事欠かない.実現できるかどうかは別としても,成長の必要条件として,「経営ビジョン」があることは確かだろう(もちろん,十分条件ではない).

多分一番まずいのは,トップがビジョンを示せずに,ナンバーツー以下の人がリストラだのコストダウンだの,ちょっと後ろ向きの仕事に力を入れる時だ.どんな会社も経費削減はしないといけないとは思うものの,「ビジョンなき削減」は社員を疲弊させるし,何よりも貧乏くさくて対外的にも魅力のない会社になってしまう.地道に商品開発や情報提供をせずに,ただコストを削って安売りDMを出すようになってしまったら,ロイヤルティーのない一見客だけが増えていき,社員のモチベーションは下がり,本来パートナーであるべき本当の顧客からは見切られてしまう.単に最短距離で削減により目の前の利益を追いがちの中間管理職が,元気のない経営者を押しのけて力を持ってしまったら,その会社の行く先は見えていると思う.

まあ,経営者が元気で,社員たちが「おいおい勘弁してよ」とか言いながらも楽しくついていって,ナンバーツーが締めるところは締めるくらいがいいのかなあ.とりあえず,僕はいつも元気で(でもちょっと抜けている)から,誰か締めるところ締めてください.がんばりましょうね.






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Last updated  Sep 15, 2006 09:43:31 AM
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