カテゴリ:経営日記
今年は7月末から出張の連続だった.オーストラリア(7月末),上海(8月),シンガポール・タイ(8月),ジュネーブ(9月),アメリカ(10月),韓国(11月)と海外出張に行って,その間に東京などセミナーやらなんやらで国内出張が9回入っていた.そういえば,休暇で石垣島なんかも行ったなあ. まあ要するに毎週どこかに行っていた訳で,我事ながら家族も大変だったろうと思う.もちろん,会社に残って通常業務をきちんとやっていてくれる社員の方々にも感謝である. こうして社長の僕が外に出て行くことって,とても意味があると思っている.良くも悪くも会社の中では特異な立場にいる僕が,自分の得意技を駆使してネットワークを広げていくことが,イコール会社の経営資源が増えていくってことだ.顧客から苦情も含めいろいろな意見を聞き,興味のある近隣異業種の人とプロジェクトを進めることで,視野も市場も広がる.そして海外に出ることで,「日本で何かやるなら環境機器の片山に相談しろ」という評判が構築されることで,ビジネスは海外も巻き込んだものになっていく. まあ会社に居ろったって,やることないものなあ.営業担当者はもちろん外に出ているし,資金繰りなど総務的なことは会長に任せっぱなし.日報も実績もウェブで見るし場所は関係ない.業務資料も全部パソコンか外部サーバーに入っているものなあ.そう言えば営業担当者も大阪の本社よりも,九州や東京の営業所の方が人数も多くなりそうである. 会社の発展って,「発散」と「集約」を繰り返して実現されていくのかもしれない.僕が出て行き,セミナーなどで情報の「発散」を繰り返し,それがフィードバックとなって帰ってきたものを「集約」してビジネスに変えていく.発散の時期と集約の時期が繰り返して,らせん状に物事が進歩していく. さて,これから年末にかけては,集約の時期だ.個人面談や今年の反省,それに来年の計画なんかを練っていきたい.まだまだ今年も時間があるし. お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Nov 11, 2006 12:08:09 PM
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