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環境機器株式会社の社長フィロソフィー日記

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Juni1965

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Jan 4, 2007
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カテゴリ:経営日記

僕は中小企業の経営者ということになっているが,この規模の経営者として面白いことがひとつある.それは,「社長が考えた企画は滅多に没にならない」ってことだ.

良くも悪くも社長次第って中小企業にとって一般的だとは思うけれど,考えてみればこれ程責任重大なことってない.僕も結構思いつく方だが,もちろん全部当たる訳ではないし,むしろ外れの方が多い.そうすると逆説的だが,「失敗のマネージメント」みたいなものが大事になってくる.

つまり,「失敗しても大きく失敗しないこと」,「失敗を無駄にせず,そこから学んで次につなげること」が重要だ.「社長の企画は没にならない」からこそ,あまり思い込まず,謙虚に振舞いながら致命的なミスを避けるようにしたいものだ.

逆に,「社長の企画しか出てこない」ことも在り得る.社員の企画は没になることが多くて,社長の企画は大抵通るのであれば,社員も馬鹿らしくて企画なんかやってられない.でもそれでは企業としては弱いと思うし,何より「自分でやっている」感覚がなくなっていくことが怖い.

この辺りのバランス感覚は実際上は難しい.「中小企業は社長頼み,でも社長だけでは成長しないことも事実」なのだ.当社もそろそろその辺りの踊り場に立っているのかもしれない.今期からチーム制を採用し,東京チーム,大阪チーム,九州チームが競い合って目標を達成していく仕組みに変えた.自主的に各営業リーダーが個別戦略を練り,社内外の経営資源を存分に使いながら,活動していくことになる.

さて,今年はどうかなあ.出過ぎず引っ込み過ぎず,全力でサポートしていくことにしよう.






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Last updated  Jan 4, 2007 05:47:15 PM
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